2014年02月27日

くるくる過多が好きなアニメの改変は淡においてはNGだった可能性

 アニメ版のくるくる好き

 アニメ版は、漫画版と違って回転を超強化しているケースがある。

 ・竹井久のホワイトボード回転
 ・片岡優希の椅子回転
 ・大星淡の逆回転


淡の逆回転b_001.jpg

 この内、淡の回転に関してはやり過ぎだった可能性があるかもしれない。
 という推測を以下。


 動作と能力の関係

淡の逆回転_002.JPG

 動作と能力には関係がある場合がある。

 例えば白糸台の弘世菫。
 指をぴくりとさせた後、視線が狙う相手の方に向かう。

 これはアーチェリーで弓を引いて的を狙う動作を重ねたものだろう。


淡の逆回転_003.JPG

 こういった癖や動作は能力に密接な関係があるかもしれない。
 ……というのを抑えた上で、淡の能力を見てみる。


 淡の逆回転

淡の逆回転_004.JPG

 大星淡の能力は「絶対安全圏」+「ダブルリーチ+カン裏もろ乗り」。
 漫画版では和了の後、270度の逆回転で牌を倒すという癖がある。

 この270度という数字がある現象と符合している。


淡の逆回転_006.JPG

 淡のダブル立直の和了り牌が固まっている「最後の角」を平均すれば、270度くらい。
 ようするに、漫画版での和了り──270度逆回転は、能力が生み出した「270度先の角」で必ず和了るといういびつな現象をリセットする意味を含み、「270度逆回転させて巻き戻すイメージ」が描かれたのではないか……と。


 ただし、以上の思いつきの証拠はない。
 「270度」という文字としては書かれていない重なりを2つ見つけただけのこと。

 ……なんだけど、本当にそう設定されていたかもしれないのでメモ代わりに。
 (能力と動作が関係しているという例はこれからも出てくるだろうから、その気付きのヒントに)


 以下、追記。


 リーチ時(270度?)

淡ぐるぐるb_001.JPG

淡ぐるぐるb_003.JPG

 よくよく考えたら、淡のダブリー動作も手牌から一旦ひねって横隅に置いてから回転させて普通のリーチポジションに置いている。
 これも通常の立直(90度)とは一旦逆に置いているので270度と言えそう。


 積み棒の横置き(270度?)

淡ぐるぐるb_002.JPG

 それだけじゃなく、積み棒も横置きをしている。(通常は縦置き)
 縦に対する横なので、90度か270度かは不明。
 とは言え、横(90度、あるいは270度)なので、考察的には補強できそう。

 なお……積み棒を縦に置く理由は簡単で、チーとかポンとかをしても見えるように。
 淡の置き方だったら隠れちゃうな……。

 と書いてましたが、咲-saki-ではほとんど横置きのようです。(阿知賀編を読み直してたら、照の連荘で気づいた……)


淡ぐるぐる_001.JPG

 ……よく見たら270度に言及されてた……。
 船Qが、ダブリー270度って言ってる。


 
posted by 真鯛 at 01:19 | Comment(0) | ちょこっとネタ、思いつき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月25日

pixivにおける咲-saki-の人気絵ベスト50

 pixivの人気順ソートがキャンペーンで無料開放されていたので使ってみた。

 使ってみると好きな絵ばっかりが上位に来る。
 しかし、国広一ちゃん強いな−。絵師さんが描きたくなるようなデザインなのかも。

 以下、ずらっとuserの多い順の50枚をそのままペタリ。
 ミスで飛ばしちゃってたらごめん。
 (このブログ一応健全のつもりなので18禁は除外しています)


■ 1〜10





















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posted by 真鯛 at 04:29 | Comment(4) | 動画、イラスト、サイト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月23日

大阪は「じゃりんこチエ」 vs マヨイガは「水月」……?

 咲-saki-って意外と他作品からヒントを得たような跡が見られるんだけど(特に麻雀漫画から)、もしかしたら、上重漫と小瀬川白望のデザインは、大阪を代表するキャラクターと、マヨイガを代表するキャラクターから取られたのかもしれない……かもしれない……。
 というのを、メモ代わりに。


 上重漫のデザイン元は「じゃりン子チエ」……?

咲全国編先鋒東103_010.jpg

 大阪が舞台として有名なアニメ……の一つにじゃりんこチエがある。
 時々ネタにされるので知っている人もいるかもしれないけど、こんなキャラクター。


51RL6rRc+FL._SL500_AA280_.jpg

 上重漫ちゃんと同じく、赤いさくらんぼのような髪くくりが特徴のキャラ。
 せっかく大阪なのだから、髪飾りくらいは合わせてみたって可能性があるかも……という感じ。(あるいは、上重漫の母が、ネタとしてじゃりン子チエと同じものを買い与えたというコテコテ設定とか)


 追記。
 と、書いていたら貴重なコメントを頂きました。
 じゃりんこチエの舞台となった西成区には昔、姫松通という通りがあったそうです。
 本当にデザインのモデルなのかもしれません。


 さらに追記。
 「おジャ魔女どれみ」の「妹背あいこ」が大阪天下茶屋のお母さんにあいにいくときに必ずするおめかしの髪型にそっくりだとの情報もいただきました。参考画像はこちら
 いや、確かに、こちらの方が似てます。というか違うのは左右とカラーリングとハネが上か下かというくらい。しかも、天下茶屋は大阪南……というか姫松駅の近く。


 小瀬川白望のデザイン元は『水月』の琴乃宮雪……?

咲全国編先鋒東103_006.jpg

 マヨイガで有名な18禁ゲームに『水月』がある。
 そこに琴乃宮雪というキャラクターが登場する。


水月.jpg

 ……まあ、髪のデザインとマヨイガキャラというのだけは似てるかも。
 じゃりんこチエの赤い飾りを両側に増やしたのが上重漫とするなら、琴乃宮雪の両側の赤い飾りをなくしたのが小瀬川白望……? リスペクトを兼ねたデザインのお遊びとして、そう設定された可能性はあるかも……という程度だけれど。




 とは言え、小瀬川白望と琴乃宮雪とのつながりを指摘する声は結構あるみたい。
 検索してみると、板餅さんのpixivの上記イラスト(6枚目)なんかが早い。


 なお、琴乃宮雪が登場する『水月』は、今ちょうどGAME999のB館で999円でセール中。
 ウィンドウズ専用だけど、昔ハマった人が大量に出た作品なので興味があれば。


posted by 真鯛 at 08:09 | Comment(4) | ちょこっとネタ、思いつき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月21日

げっろ… / 咲-Saki- 第122局「戦線」

 今週の咲は個人的ヒット回!
 各キャラにそれぞれ役割と出番がある上で、麻雀漫画としての見せ場が沢山ある。


咲122_002.JPG

 この岩館揺杏の笑み!
 負けているのに、いや負けている状況だからこそそれを利用しようとするのはすばら。

 今までの咲には出てこなかったヒールタイプ。


咲122_003.JPG

 風神が「風」を集めることに由来するなら、相当に強そうだ。
 現時点で欠点が見当たらない。

 デメリット無しなら、攻撃力も守備力も速度も安定して高い。
 (和了り役ありの1翻+降りるときも3枚安全牌抱え+速度あり)

 「風牌」を集めるだけなんて地味に見えるけど、ものすごく使いやすい能力だと思う。


咲122_004.JPG

 いやー。岩館揺杏好きだわ。
 こういう悪どい系のキャラって咲では出てこないと思ってたから、それだけ余計に。


咲122_005.JPG

咲122_006.JPG

 だが揺杏のリーチを愛宕姉が変化先と当たり牌を読みきった上で止める。
 この時の揺杏の表情もいい。

 しかし愛宕姉、無能力と思われていたけど能力者っぽい。
 というのも、この変化を読んで上がり切るのはデジタルには無理なはずなので。
 (場を見ても二索八索の差はない……というかむしろ八索の方が場に1枚でてしまっている。なのに八索が来るという確信があったということだから)


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 この時の愛宕姉の表情が好き。
 笑みが優しい。


咲122_010.JPG

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 部長の素晴らしき闘牌!

 一索二索三索七索七索二筒三筒四筒四筒五筒赤一萬二萬三萬

 の形から四筒をポンして、五筒赤切り。
 片アガリになるだけでなく、1翻落として手を安くする手なので普通はしない。
 (のどっちが驚いているのはそのため)


 しかし、野依プロの表情が可愛すぎる!


咲122b_001.JPG

 やっぱ、部長の決め技はこれ!

 いやー……。
 今週は超すばらな回でした。


 次号も掲載されるようで、いい感じ!


 しかし。
 咲-Saki-全国編 ねんどろいど 宮永咲は出来いい。
 咲さんかわいい!


咲さんかわいい_001.jpg
posted by 真鯛 at 05:45 | Comment(10) | 本編(準決勝) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月20日

このブログにおける「咲-Saki-考察」記事の書き方&書く理由

咲全国編06_002.jpg

 日刊・咲-saki-さんで名前を上げていただいていたので、自分のスタイルをまとめる意味でも。
 テンプレに沿って書く感じで。


1.考察記事を書くのに使っている資料は

 ・原作となる本、アニメなど。


2.考察記事を書き始めるキッカケ

 〔きっかけ・その1〕
 ・もとより咲好き。分析好き。麻雀漫画好き。(ブログで咲ネタを書いていたら、咲まとめアンテナさんが紹介してくれました)

 〔きっかけ・その2〕
 ・自分も文系バトル作品を書きたくなった。
 ・そのため、徹底的に他の方のすごい作品を分析しておきたかった。


3.考察記事を書き上げるまでの手順

 1.思いつく。
 2.調べる。
 3.放ったらかす。
 4.書く。
 5.必要な画像を収集して当てはめる。
 6.追記する。
 7.放ったらかす。(ない場合もある)
 8.投稿する。
 9.こっそり修正する。


4.考察記事を書くときに気をつけていること

 〔タイトルについて〕
 ・タイトル詐欺はしない。
 ・勢いあるタイトルをつけて釣ることもしない。(ただ、本当に集客したいなら、タイトルで釣ることは重要だと思います)
 ・内容を示すタイトルを誠実につける。


 〔使用画像について〕
 ・自分で撮影したものだけを使用。
 ・自分が好きな場面、表情を追求して撮ること。
 ・結果的に他のブログにない表情やカットが多くなり、新鮮な印象をあたえられる。
 ・次のなんて好き。


咲全国編06_007.jpg


5.一つの考察記事を書くのにどれぐらい時間をかけるか

 ・早ければ1時間。
 ・遅ければ数ヶ月から数年。(ブログ開始前から抱えているのに、未だに書いていないネタもある)
 ・多いのは数時間から数日。
 ・この記事は、いつか書こうと思ってから実際に書き始めるまでに1ヶ月。最初の文字を打ち始めてから完成までに2時間30分。投稿後もいくつかこっそり修正。


6.その他

 〔書く理由〕
 ・『咲-saki-』を分析・解体することで、創作の技術を学びたい。


 〔更新停止に関して思うこと〕
 ・ブログよりもその人の日常や楽しさが大切。更新停止を責める人はアカン人なので気にしなくて良いと思う。更新が大変だと思ったら即効やめて問題なし。
 ・これはフリーの動画シリーズとかでもそう。エタったことを非難する人は無視でOK。


 〔考察や設定に関して思うこと〕
 ・考察記事なんてものは基本的に外れるもの。
 ・作品の設定なんてものはどこかで破綻するもの。
 ・それらを理解した上で記事にすること。
 ・またそれらを意識した上で他の方々の記事を楽しむこと。
 ・実は外れた考察も凄く重要。後続の考察者はそのことを考えなくて済むし、その考え方自体は次へのヒントにもなる。ここらは科学の検証と同じかも。あと、商業エンタメ作品の進化にも似てる。(売れなかった作品を含めて後続の作品郡を生み出す土壌になる)


 〔理想と現実……〕
 咲「考察って…楽しいよね 今日もいろんなサイトを見れて… ホントに楽しいよ…」
 衣「楽しい…?」
 咲「うん いっしょに楽しもうよ!!」

 (中略)

 衣「衣は今までの自分と同じ記事の書き方を選んだ でもこれで── この考察が否定されることがあるのなら…」
 咲「もいっこコメント!!」
 衣「衣は── 生まれ変われるかもしれない」

 咲「ツモ 原作誤読… 内容薄 三誤字 三すべり パクリ1 ミス指摘 32000です!」


咲全国編06_005.jpg
posted by 真鯛 at 03:29 | Comment(0) | 話題、情報、その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月18日

頑張り屋さんな神代小蒔はどれくらい強いのか?

神代小蒔_003.jpg

 神様が降りた姫様は強い。
 描写の意図を組むと、「支配を超えた運命改変の力」があると思われるほど。


 では……。
 「神様が降りてくる前の普通の姫様」はどれくらい強さなのか?


 点数推移

神代小蒔_002.jpg

 以下、わかっている神代小蒔の点数推移を。

東1局0本場 片岡優希の4000オールで、4000点減点。
東1局1本場 
東1局2本場 
東1局3本場 上重漫の8000直撃で、8900点減点。


 前半戦東2局スタート時点で、87100点。
 後半戦南3局終了時点で、75700点。


 以上より、「頑張り屋さん一人」で戦ったトータルは、14局でマイナス11400点


 雑感

神代小蒔_001.jpg

 対戦相手を考えると、かなり頑張っている。

1.宮守で先鋒を任せられるマヨイガの小瀬川白望。
2.シードに入っていないのがおかしいとまで言われる姫松の先鋒、上重漫。
3.東場限定だが化け物クラスの片岡優希。

 この三人の強豪を相手に半荘以上打って11400点のマイナスで踏み留まっているのだから。
 (前半戦東2局、小瀬川白望のマヨイガでマイナス6000点の親っかぶりを食らったことを考えると、残り13局をわずか5400点のマイナスで凌いだことになる)

 色々な無能力プレイヤーが能力者に混じってもそれなりに戦い切っているように、頑張り屋さんモードの神代小蒔も支配力や特殊能力はないにせよ、しっかりと降りたりきっちりと和了ったりするベースの力はあるのではないだろうか。


 「戦い自体が負の状態で終わることもなかった」

神代小蒔_004.jpg

 その推測を補佐する証言がある。
 「戦い自体が負の状態で終わることもなかった」という石戸霞の台詞がそれ。

 会話から推測するに、一局まるごと神降ろし状態が続くことは少ないようだ。
 途中で寝て逆転するか、目覚めてもしぶとく粘るパターンがほとんどだったと思われる。
 つまり、それなりの時間を「頑張り屋さん」が戦っていたことになる。

 それでもマイナスがないのだから、凄いことだ。
 「頑張り屋さん」の状態でもある程度戦えないと無理な数字だろう。


 強いとは言えない。
 だが、強くないなりに強豪相手にも踏みとどまることができる。

 それが神代小蒔の強さであり、「頑張り屋さん」と言われる所以ではないだろうか。


 おまけ考察:試合中に眠るという属性

咲全国編05_004.jpg

 麻雀試合中に寝る……というエピソードから思い出せるのは、日本麻雀史において雀聖と呼ばれた阿佐田哲也。ナルコレプシーにかかっていることから、麻雀中に眠ることが多々あったらしい。

 そこに重ねられているということは、神代小蒔は色々と愛されているキャラっぽい。
 (……ただし、愛され方が特殊な気がする。そのため、個人戦で超活躍するかは不明。オチ担当になる可能性も……)


神代小蒔_007.jpg
posted by 真鯛 at 01:21 | Comment(1) | 全国編(考察) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月16日

せやろー? さすがやろー? / 咲-Saki-全国編 第6局「萎縮」

 できるだけ考察や分析を入れようと思っていたけれど、今話はほぼない。
 諦めて簡単な感想だけ。


咲全国編06_001.jpg

 こーこちゃんが可愛くなってる気がする。
 全国編はデザインが好み。


咲全国編06_003.jpg

 エイスリンは天使。
 アニメになってようやく自分の好みに気付いたんだけど、漫画版のエイスリンの可愛さにピンとこなかったのは、瞳の色が薄かったからだ。(漫画版のエイスリンは瞳が白い感じ)

 エイスリンの音MADがアップされてたので早速ペタリ。




咲全国編06_008.jpg

 愛宕洋榎は相変わらずツヨ可愛い。


咲全国編06_004.jpg

 部長ハーレムに新しい人材が。
 (牌が上に飛んでいるシーンですらはるるはずっと部長を見ていた)


咲全国編06_009.jpg

 このシーンは「未」とも「末」ともつかない感じで書かれてていい感じ。

 参考:百合百合探検隊(漫&恭子:あるいはデコに書かれた文字について)


posted by 真鯛 at 04:36 | Comment(0) | 全国編(アニメ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月13日

百合百合探検隊(漫&恭子:あるいはデコに書かれた文字について)

百合百合探検隊(漫&恭子)_005.jpg

 我々百合百合探検隊は、またしても新しい百合ん百合んなエピソードを発見してしまった。
 そのことを説明する前に、まずは「トップと三万点差になった場合、デコに油性」と宣言された上重漫と末原恭子の二人について追いかけてみたいと思う。


百合百合探検隊(漫&恭子)_003.jpg

 まず書かれていたのは「卯」の文字。
 つまり、一回戦も三万点差以上に引き離されたことがわかる。


百合百合探検隊(漫&恭子)_002.jpg

 想像の中で「次に書かれる」と思ったのは「辰」の文字。
 「卯」の次に「辰」なので、これは十二支──「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の順に書かれているのだと推測できる。

 また、全国編1回戦で「卯」だったことから、南大阪大会で三万点差以上に広げられたのは、「子丑寅」の三回だったと推測できる。


 ところが、その法則は破られることになる。


百合百合探検隊(漫&恭子)_001.jpg

 二回戦が終わって、書かれたのは「未」の文字。
 「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の順番でいくとしたら「辰」の文字だったはずだが、「辰巳午」と三つも飛ばしての「未」なのだ。


 これ……どういう意味があるのだろうか。
 結論から言おう。


 これまず確実に、「アニメスタッフの演出ミス」である。
 厳しいようだが、「未」と書くように指示した人は、末原恭子の策略にひっかかって文字と流れのみを追いかけてしまった。その裏に隠された原作の芸術的とも言える細かな百合の香りを嗅ぎ取れなかったのだ。


 何を言っているかわからないって思った人は、原作ではどう描写されているかを見て欲しい。


上重漫凸_001.JPG

 おわかりいただけただろうか?(心霊番組風に)


 「未」の上の二の部分の長さが揃えられ、「未」とも「末」ともつかない文字になっている。
 「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」なので「未」と思いがちだが、これはあえてこのように、どっちつかずに書かれているのだ。


 結論から言おう。

 末原恭子は自分の名前の「末」を上重漫のおデコに書いたのだ。
 まるで、自分のものと言わんがごとく──。
 (それまで十二支を書き続けてきたことは「未」がありうると思わせる前振りだった。実際アニメスタッフがその法則性っぽいものにひっかかり、「未」と描いてしまうほどに)


 ここで末原恭子の心情をおもんぱかろう。

 末原恭子は上重漫に恋をした。
 だが彼女は名門姫松の参謀である。
 試合を前に恋にうつつを抜かすなんてことはできやしない。

 そこで思いついたのが罰ゲームを利用したお遊びだ。
 三万点差が開くたびに十二支の順に文字を書くことにすれば、8回目の「未」の時に、少し上の棒の長さを「間違え」て、あの可愛らしいおデコに自分の名前を書くことができる……。

 「こんなん本当にええんやろか。自分の名前を書くなんて……」

 夜のベッドで一人恥ずかしがりながら、何度もその時のことを考えただろう。
 その時の末原恭子の内心たるや……。


 ここに素晴らしき百合の香りを感じないでどうするか!(ドンっ)


 しかも、である!
 先ほどのコマ割りをもう一度よく見ると、末原恭子と上重漫の二人が、原村和と宮永咲の二人と対比させられていることに気付く。
 長野決勝副将戦におけるキャラ構図の見事さについてでも述べたように、コマ割りが合わせられている場合、(基本的には)それらは比較されるべきものという漫画的表現。
 簡単に言い換えると、「末原恭子と上重漫のカップリング」は「原村和と宮永咲のカップリング」と類似だと表現されていることになる。


 更にいえば……。


末の字_001.JPG

 別カットでは、明らかに「末」
 アニメスタッフ、やらかしてるやん!

 そしてこの記事もっ。
 二本ともにぴったり揃えられてたわけじゃなかったやん!


 ……ともあれ、これで末原恭子の意図ははっきりした。
 トップと三万点差になったら行う罰ゲームは、最終的にデコに油性で「末」と書きたいがために始められた遠謀深慮であり、あまりにも複雑で乙女じみた、甘い恋の形だったのだ!


 まとめ

 結論。
 かわいい額に名前まで書かれちゃった上重漫ちゃんは末原恭子のもの。


 関連:百合百合探検隊(竜華&怜)
 関連:百合百合探検隊(久&美穂子)

末原.jpg
posted by 真鯛 at 12:20 | Comment(11) | 百合百合探検隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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