2017年06月16日

直接対決やと勝率45%ってとこやねんなぁ / 咲-Saki- 第177局「終盤」感想

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 何を切る、愛宕洋榎編。
 やっぱり、ここから八萬:麻雀王国を二枚落としていくってのは、尋常じゃない。
 当たり牌がわかっていなければ、できないクラスの打ち方。
 
 ちなみに、相手の当たり牌が解る……というのはものすごく強い。
 普通なら押し引きを考えて降りる場面でも、まっすぐ勝負に行ける。
 ズバズバと自由に牌を捨てれる。
 正直、それだけでかなりのチート能力。
 
 
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 真ん中の子可愛い。
 もうそれだけで千里山好き。
 大阪で個人戦に出てくるのは難しいとしても、これからもちょくちょく登場して欲しい所。
 
 
 というか、大阪の個人戦って誰が出てくるんだろ。
 江口セーラ、愛宕洋榎、荒川憩の三人?
 
 清水谷竜華、園城寺怜、末原恭子とかが出れないのは凄く厳しい。
 
 
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 多く勝つのは愛宕洋榎で、高く勝つのは江口セーラという漢字っぽい。
 素点比較だと似たような感じになるのかも。
 
 つーても、愛宕洋榎の力を考えると、もっと稼いでいても良いような気もするのだけれど、「当たり牌がわかるかわりに、相手の当たり牌を引きやすくなる」という制約みたいなものがありそう。単純に、当たり牌がわかるだけなら、もっともっと稼げると思うので。(通常なら降りてしまうところでも、どんどん前に進まえるので和了率が凄いことになるはずなので)
 
 
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 実況における紹介の中でも、副将戦における打ち手の中でダントツのエースとして認識されている白水哩。
 実際強いもんなー……。
 
 福岡の強豪で一年生の時からエースということは、愛宕洋榎や江口セーラ級だろうし。
 
 
posted by 真鯛 at 06:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 本編(五位決定戦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年06月02日

良か献金ありがとう / 咲-Saki- 第176局「奮闘」感想

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 「よか献金ありがとう」
 
 これ最高!
 私の中で、将来政治家になって他国の大統領と国をかけた麻雀をしそうなキャラランキングトップに躍り出た。しかし、政治家の娘さんとかなんかねー。江崎仁美。
 
 
 江崎仁美の「でしょうね」については昨日考察記事を挙げたのでよろしければ。
 
 
 関連記事:江崎仁美は愛宕洋榎のポンにどうして「でしょうね」と言ったのか?
 
 
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 のよー可愛いのよー。
  
 
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 何を切る、岩館揺杏編。
 私はチートイ好きなので、四筒:麻雀王国を打ってたと思う。
 次点で二索:麻雀王国。234の三色がまだ残るのに加えて、五筒赤:麻雀王国の受けも残せるから。
 
 
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 有珠山のメンバーが喜んでて何より。
 というかホント可愛いんですけど……。
 
 
posted by 真鯛 at 06:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 本編(五位決定戦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年06月01日

江崎仁美は愛宕洋榎のポンに対し、どうして「でしょうね」と言ったのか?

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 咲-Saki- 第175局「氷炭」で江崎仁美から発せられた謎台詞「でしょうね」。
 この「でしょうね」が自然な台詞だった状況を考えたところ、こうだったのではないか……という状況を思いついたのでまとめてみます。
 
 
 
 愛宕洋榎はあえて5筒を切ったのではないか?
 
 
 結論から言うと、愛宕洋榎は二人のリーチに対し、通っていない五筒:麻雀王国をずばっと切った可能性が高いと考えています。
 そう仮定すると、「でしょうね」というのはかなり自然な台詞だと思いますので。
 
 
 どうしてそうなのかを説明していきます。
 まず、考えるべきは江崎仁美の二筒:麻雀王国切りです。作中提示されている状況(捨て牌)からすると二筒:麻雀王国は危険牌であるにもかかわらず、江崎仁美は普通に切っています。江崎仁美の守備力がザルというわけでもないでしょうから、何かしらの「通る」という読みがあったと考えるのが自然です。
 それから、愛宕洋榎のポン仕掛けに対して「でしょうね」というからには、江崎仁美側の読み以外に、愛宕洋榎の何かしらの行動が絡んでいると考えたほうが自然です。
 この二点が押さえた上で、考えを進めていきます。
 
 
 もちろん「江崎仁美が福路美穂子クラスの手牌読み使いで、全員の手の内を完璧に読みまくった結果、安全牌かつ愛宕洋榎が鳴けそうな牌を切った可能性」もあるにはあるのですが、それだと江崎仁美が同卓している江口セーラと愛宕洋榎を相手にしてもその手牌を読み切れる強キャラということになります。
 それは今までのキャラ表現とは少しずれる気がしますので、もっと自然に手の内から二筒:麻雀王国を出せてかつ、「でしょうね」という台詞が自然に出てくるようなシチュエーションがあったと考えたいです。
 
 
 とすると、どういう状況が考えられるでしょうか。
 
 
 重ねることになりますが、また結論から述べます。
 何が通るかをわかっている愛宕洋榎は、「江崎仁美に安全牌を作らせた上で、自分が対子で持っている二筒:麻雀王国を引き出すために五筒:麻雀王国を切った」んだと思います。
 
 (今までの打ち筋から推察するに、愛宕洋榎の能力は危機察知。相手の当たり牌を上手くかわす能力が備わっていると考えられます。なので、五筒:麻雀王国が通るのは確信していたのではないか……と)
 
 
 場に五筒:麻雀王国が出ている状況であれば、江崎仁美が二筒:麻雀王国を切ることは自然な範疇と思いますので。
  
 
 さて。
 愛宕洋榎が五筒:麻雀王国を切った……と仮定すると、江崎仁美はどう考えるでしょうか。
 はっきり言って不気味。
 愛宕洋榎があえて五筒:麻雀王国を切った理由を考えざるを得ません。
 
 
 以下、江崎仁美の視点から考えてみると──。
 
 (1)愛宕洋榎もテンパイしているので五筒:麻雀王国を勝負してきたというケース。
 (2)江崎仁美をなかせて以降のツモ牌をずらすために、あえて愛宕洋榎がど真ん中の五筒:麻雀王国を切ったケース。
 (3)安牌が少ないため、愛宕洋榎が自分の都合として五筒:麻雀王国を切ったケース。
 (4)愛宕洋榎が二筒:麻雀王国あるいは八筒:麻雀王国を対子で持っており、江崎仁美からそれらの牌を引き出してツモ順をずらしたいがために切ったケース。
 
 
 などが考えられます。
 
 
 まず(1)の愛宕洋榎がテンパイしているケースですが、まずこれを警戒すると思います。
 愛宕洋榎は結構飄々としているので、五筒:麻雀王国のスジとして二筒:麻雀王国を切ったら、「おう、そんなの出てくるんかい。タンヤオドラ2、5200ついでにリー棒二本もらいや」と言われ、和了られるとかありそうです。
 ですが、江崎仁美からみて、それはないと思える場の空気があったのかもしれません。(江崎仁美の手の中に三筒:麻雀王国が3枚あるなどして、二筒:麻雀王国で当たられる可能性が少なかったとかでしょうか)
  
 
 つぎに(2)。江崎仁美をなかせるために、五筒:麻雀王国をあえて切ったというケース。
 これは充分考えられたと思います。
 リーチがかかった時、完全に降りるつもりときでも、字牌や端牌といった鳴かれにくそうな安全牌ではなく、下家に鳴かれやすそうな牌から切り、一発を消してくれるのを願う……という打ち方をする人いますし。
 
 
 そして(3)。安牌が少ないため、自分の都合として五筒:麻雀王国を切ったケース。
 二人のリーチに同時に通る牌がまったくないので、自分の都合でど真ん中を切ったってのも充分考えらます。
 
 
 
 正直、以上の三つのどの可能性も消し辛いです。
 特に、愛宕洋榎は表情や態度や打ち方からテンパイの有無は読めないでしょうから、どれもあり得ると思います。(それどころか、「なんでローピンやねん!」の台詞にあるように、微妙な口三味線気味の言葉もためらわないようですし)
 
 
 
 ですが、それを踏まえても五筒:麻雀王国が切られていると仮定するなら、そのスジである二筒:麻雀王国八筒:麻雀王国が通りやすくなったのは事実です。
 
 
 その上で、(4)──「愛宕洋榎が二筒:麻雀王国あるいは八筒:麻雀王国を対子で持っており、それらの牌を引き出してツモ順をずらしたいがために五筒:麻雀王国を切った」可能性に思い当たったならば、江崎仁美が二筒:麻雀王国あるいは八筒:麻雀王国をあえて切るという選択は充分ありえたと思います。
 
 
 
 そして、その上で鳴かれた場合、「でしょうね」の言葉は凄く自然じゃないだろうか……とも。
 
 
 仮定に仮定を重ねている感じになってしまいましたが、愛宕洋榎が五筒:麻雀王国を切り、その意図を汲んだ江崎仁美の上手な二筒:麻雀王国切りだったんじゃないか……、だからこそ「でしょうね」という言葉がでたんじゃないか……というのが、このブログでの推察です。
 
 
 
 おまけ:江崎仁美が手牌読みをした可能性
 
 
 2017年06月05日追記。
 おまけですが、江崎仁美が手牌読みをしていた可能性について考えてみます。
  
 「江崎仁美が切る場所からの推理で、愛宕洋榎が二筒:麻雀王国を二枚持っている可能性に思い至った」という可能性も考えられます。
 ですが、愛宕洋榎がポンをして倒した二筒:麻雀王国二枚の場所を踏まえると、難しそうです。
 
 愛宕洋榎の切った牌が三筒:麻雀王国だったと仮定します。(江口セーラの現物ですから、降りて三筒:麻雀王国はあり得ます)
 その上で──。
 
 
裏:麻雀王国裏:麻雀王国三筒:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国 ツモ牌裏:麻雀王国
 
 
 このように端から三枚目にあった三筒:麻雀王国を切ったと仮定します。
 
 
 その場合、残った端の二枚(←側の二枚)はその内側である可能性が高いです。
 組み合わせ的には、一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国 か 一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国 か 二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国。(実は三筒:麻雀王国絡みもありますが、割愛)
 
 そうであるなら一筒:麻雀王国 か 二筒:麻雀王国を切れば、愛宕洋榎に鳴いてもらえる可能性が高い……と江崎仁美が考えてもおかしくはありません。
 
 江崎仁美が読み切った上で鳴かしていることになるため、「でしょうね」の台詞も納得できます。
 
 
 が……。
 今回の場合だと、愛宕洋榎がな鳴いて倒した二筒:麻雀王国二枚は、端から4枚めと5枚目の牌でした。
 端付近にある牌ならまだしも、真ん中気味なので、切り出し場所からの推理は難しいです。
 
 
 (なお、福路美穂子なら、一巡目から切り出し順や並べ肩を覚えて読み切っていた可能性もあります。ですが、江崎仁美のキャラ描写的に手牌読みをしている可能性は少なく、キャラの強さ表現としても少し合わない感じがします。簡単な手牌読みなら、ちょっとした上級者ならリアルでもやってきますから、咲世界のキャラならできたとしても納得できるのですが、今回の場合は可能性は少なそうです)
 
 
 なのでやはり、先の考察で述べた、愛宕洋榎の五筒:麻雀王国を切りを受けての、江崎仁美による二筒:麻雀王国切りという、互いに空気を読んだ一発消しコンビネーションもどきと言う可能性が高いんじゃないかなあ……と思うのです。
 
 
 
posted by 真鯛 at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全国編(考察) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする