



ダブルの連続使用で憔悴する怜。
だが、ツモ三色を和了り、照の連荘を阻止。
この時の「できた……」の台詞と演技が好き。
疲労と安堵が上手に表現されている。


画面の中の怜。
千里山の皆が喜ぶ中、竜華だけが怜の疲労に気づき、心配そうに見つめている。


そっと牌をふせる煌。


煌が先鋒についての解説。
先鋒にエースを置いて撃ち負けてきた過去から、オーダーを逆にしたという理由。
漫画連載分の反応を見ていると新道寺の部長は冷たい、という意見をちらほら見かけたんだけど、多分違う。
理由は……。

ここで一旦足を止めている描写があること。
漫画(アニメ)の描写的には、足を止めざる心理状態になったと解釈できる。



さらに言うなら、この顔の見切れ、背後からのカメラ、表情の消去なども表現手法として重要。
漫画(アニメ)の文脈的には、「表情を他人に見せたくない」時の描写であるためだ。
こういう漫画ならではの心理表現があるということを知っておかないと、作者が表現したいものを全く違って受け取ってしまう可能性がある。
なあんてことを行ってるけど、私自身、気付いてない細かい演出も多いんだろうなあ。

表情を見せない手法に関連して少々。
煌の台詞では「ショックじゃない」と言っている。
でも、この表現方法を踏まえると台詞通りには受け通れない。
「エースにはなれない」ところで煌の表情が一瞬見えなくなっているのは、心理状態が微妙にマイナスの方に動いたという描写なのだから。
だが、ここでほんの少し「繊細さが描写されている」のは花田煌というキャラクターを理解する上で物凄く重要なポイントになる。
彼女は生まれつきの精神力強化キャラ(=鈍感 or 頑強)ではなく、強くあろうとして心が強くなっているキャラなのだ。
そして、だからこそ、花田煌は魅力的なのだ。


ちなみに、この一連のシーンはOPで新道寺を登場させた橋とおそらく同じ。

ここで一時停止した人は素直に挙手しましょう。

「捨て駒、任されましたァ!」
は想像以上にかっこ良かった。

忘れてた。
愛宕洋榎と天江衣。


照に振り込む怜。
怜はスタッフに愛されているのか、この信じられないという感じの表情凄く良いよなー。

ドリルじゃなくやっぱり風雷の方がカッコイイんじゃ……。(しつこい)

ほら、怜もドリル(電磁コイル?)を不審そうな目で見てるし。

元気な優希、息を切らす和、そして表情の見えない咲。
なお、息を切らす和と元気な優希は、阿知賀編第一話、小学生時代の「子供ですか……」「子供だよ!」のやり取りを意識している描写なのかもしれない。



千里山の合宿の様子。
もちろん、阿知賀の合宿との対比。
竜華の「うちと全国にいかへん?」に象徴されるように、阿知賀編のもう一つの主人公は千里山なのだから。


ここの二人は好き。



飛行機の中から街並みを見て感動する怜。
ここ、重要。
後日記事に書くけど、本当に凄く。
ってわけでこの記事に書いてみた。

あ……席替えしてる。

ここで照よりも右下に注目した人は何人かいるはず。
……きわどすぎる。
つーか、イメージだと姉の装備と一緒でマフラーっぽいものつけてるのね。

ここの台詞と表情は効いた……。



そして三巡先に挑戦する怜。
……いやあ、このエンディングの入りはすげーは。
熱くて感動的で、何度繰り返してみたか!
次でTV連載の最終回なんだけど、漫画で連載されていない領域に突入する。
来週が楽しみすぎる!

今じゃ、原作読むようになり、アニメも本編よりも面白い感じがしています。
今回もラスト凄かったですよね。涙脆くないのに、
阿知賀編で、何回か涙が出てますw
一番はお姉ちゃんが取り返してあげるのシーンが気に入ってます。
すばらも素晴らしい!千里山が主役で良いだろって思うぐらい、
敵キャラも愛着持てますよね。後何話あるか知りませんが、
終わっちゃうのが本当に残念。原作のストックがあればな〜。
最後、玄がドラ捨てて、上がりそうな気がするけど、
怜に頑張って欲しいですな。
僕も新道寺の回想はどんな風になるかなぁと注目していたのですが、
非常にわかりやすい解説、補足ありがとうございます。
>強くあろうとして心が強くなっているキャラなのがわかる。
特に部活経験者は、なれるならエース(レギュラー)になりたいって本心と
エース(レギュラー)になれない悔しさってのも、ほとんどの人が経験してるでしょうし。
ここは同意です。
結論、新道寺の回想シーンは良かったですね。
すばら先輩、最初は声が気になっていたのですが、
今じゃ全く問題ないですね。
鶴田姫子ちゃんも可愛いです。ペロペロ
久ちゃんも声聞けて良かったです。ペロペロ
阿知賀編、いいですよねー。
闘牌シーンを描くようになってから更に面白くなって来ました。
アニメ化を前提としたシナリオだけあって、引きの部分にかんしては本編よりも凄いと感じています。
お姉ちゃんもいいですよねー。
あのシーン、私も大好きですよ。
阿知賀編に関してですが、色々と反響がいいようなので、準決勝が終わっても別の形で展開があるかもと思っています。(もっとも、阿知賀編ではなく、別の◯◯編なのかもしれませんが)
久は俺の嫁さま
新道寺の足留と、煌の表情無しは漫画でもあったのですが、アニメになって時間の流れでしっかり追うと、よりわかりやすくなっていますねー。あと声がついたので、抑揚で心理状態がわかるというのも大きいと思います。
とにかく脇役を含め、咲はキャラを描くのが物凄く上手い作品だと感じています。これだけ沢山登場しているのに、キャラかぶりもあまりないのは凄い。
宮永照は本当に能力者なんでしょうか。
ツモの演出は派手ですが和了形自体は現実に起こりうる範囲ですし、
咲や衣のような異常性とはまた違う感じがすると言いますか…うまく言えませんが。
むしろ和の牌効率、かじゅの対応力、キャプテンの洞察力、池田の強運…
それらをあわせ持ち突き詰めた何か。彼女ら無能力者が辿り着ける境地。
そんなイメージを持ちました。
それにしても、ヒビ割れ演出は凄かったなあ。口開けて見入ってました。
連続和了も竜巻ドリル演出があるので、能力の可能性が高いとおもいます。
ヒビは、限界に挑戦している危うさが見事に表現されていましたねー。
私を含め、あれでやられちゃった人は多いと思います。はい。