見直せる人は見なおしてほしい。
ドラはで、各キャラの配牌と第一打はこんな感じ。
照の第一打は。
すばらのツモは不明、第一打は。
玄のツモは不明、第一打は。
怜のツモは不明、第一打は。
■ ここから何が推測できるのか?
結果、和了ったのは怜で、この後、照魔鏡が発動するわけなんだけど、牌譜担当さんは、これらの牌譜および第一打で、各キャラの個性と雀力を表現しようとした可能性がある。
注目すべきは、照、すばら、怜に等しくを与えていること。
◆ 照の第一打
玄がドラ()を抱えるので、今後もが使えない可能性が高い。
この切りは、それを見切った上で切ったと思われる。
つまり、白糸台の情報収集力の高さと照の麻雀力の高さが表現されている。
◆ すばらの第一打
を抱えたままの普通の打牌。
照と比べて、すばらの麻雀力が若干低いことが表現されている。
◆ 玄の第一打
普通。
(追記。コメントで面白い説を頂きました。暖かい牌使いのお姉ちゃんと対戦しまくっていたから、ほとんど使えないに自然と手が伸びたというもの。ありえると思います)
◆ 怜の第一打、およびその後の牌譜
よく見てほしい。
「怜の配牌」は「すばらの配牌」にかなり似ている。
また、を第一打で切らなかった判断も同じ。
だが、すばらと違うのは、その上でこの局和了ったこと。
しかも、普通は使えないはずのを雀頭にしている。
これにより、すばらと似た実力だと表現するのと同時に、一巡先を読む力の凄さが示されている。
■ 一枚で区別した各キャラの個性
このように、準決勝先鋒戦東一局第一打の判断と、最終的な和了形にキャラの個性が出ている。
これを意図したのだとしたら、本気ですばらっ。
もちろん偶然の可能性もあるんだけれど……の形が、すばらと怜二人に与えられていることを踏まえると、意図していた可能性が高そうだ。
ものを作る人たちって、変なところにとんでもない細かいこだわりをもって仕込んでいたりするから……。いや、ほんとに。(遠い目をしながら……)
amazon.co.jp:お風呂ポスター 怜&竜華
2013年01月31日
でも、怜はフナQから玄ちゃんの特性はきっちり聞いてるし、一度対戦もしてるので、7pが来ないって事はわかってるはずなんですよね。
2順目は4mツモってるので、8p重なるのを予知したわけでもないようですし。
あ、玄ちゃんなら5pも持ってるはずなので8pは切られる可能性が高いと判断したかも。578pの形になった場合、玄ちゃんは8p切るでしょ。
2回戦でも578sから切られた8sでロンしてますし。
5p×1, 7p×3→7p雀頭で8p溢れる
5p×1, 7p×4→7p暗刻で8p溢れる
5p×2, 7p×3→5p雀頭7p暗刻で8p溢れる
5p×2, 7p×4→5p雀頭7p暗刻で78pなら利用可能
5p無しとか7p2枚しか来ないとか、そんなオカルトありえません。
というか、怜はこの局4順目で聴牌即立直一発ツモ満貫なんですね……なんという豪運
ありがとうございますー。
放送ちょっと後に気づいたのですが、結局いままで記事にしてませんでした……。
多分、記事にしないまま完全に忘れたネタとかもあるんでしょうねー。もったいない。
デコマスターさま
それは面白い考察!
そこまで考えていたら、本当にすばらです。
名無しさま
ご指摘ありがとうございます。
修正いたしましたー。
見直してみたさま
そうですねー。
ここまでちゃんと配牌と第一打を描写しているのは本編阿知賀編を通しても珍しいので、意識している可能性が高い……とは思います。
照のあからさまに浮いた8ピンも、すばらと怜に与えられた68ピンも作為が感じられます。
玄の存在の有無にかかわらず、ドラを面子に入れることはなかったんじゃないかな
配牌に1面子もない位の実力だなw
っていってるってことは2回戦ではドM部長に勝ってたのかな
2位(以上)なったことはないってことなんですかね...
それよりは、第一局だからあまり上がる気はなかった、の方が強いのかもしれません。
あわあわの旦那さま
それもあると思います。
東一局ですので様子見という側面も強いでしょうねー。
名無しさま
「雀力」という言葉、そんな使われ方をしませんよー。
名無しさま
亦野誠子は能力だけをみると、そこまで弱いキャラじゃない……とは思います。
が……見事にやられまくってましたねー。
多分、2回戦では脇が弱く、照のリードを無難に守りきったんだと思います。(白糸台は、次鋒で宥に、中堅でセーラに詰められたというのもありますし)
名無しさま
どっちなんでしょうねー。
あのギュルギュルの竜巻が高めになりうるツモを増やすとかでしょうか……?
単純に、あの竜巻は打点の大きさを意味する演出だけなのかもですが。
名無しですけど。
照の第一打ですが最初は安く上がりたいということで(どのみち東1は上がるつもりないとはいえ、習慣的なもので)重なれば軽く安く上がりやすい役牌を最初には切らなかったのは無理がありますかね?
他の局で描写されたところとか確認してないので玄のことを意識してとかたまたまな可能性もありますし、あの世界だとそういう癖すらつけこまれそうで、チャンピオンにそんなことあるのかとも思ったりもするのでふと考えた程度ですが。
ただ照はデジタル的に役牌>5p持ってる状態でのスジになる8pとみて切っただけでは?
8p切ってもドラ使える形ではありますし。
別に無理はありませんー。
もとからこの記事は推測であり、可能性に過ぎません。
一つの「ありえるかもしれない」を提示しただけで、何かを証明したわけではありません。
伝えたかったのは、クリエーターという人種の中にはもしかしたらそんなことを考えている輩もいる……ということですので。
こんな感じで可能性を提示しておくと、将来また似たような演出がされていた場合、今回のももしかしたら意図的だったのかも……と振り返れますが、誰も指摘しなければ、何もなく埋もれてしまうことになります。それはもったいないと思っています。
名無しさま
その可能性もありますねー。
ただし、純粋なデジタル打ちを考えるなら、この配牌なら字牌だと思います。
ドラが7筒ですので。
なのでデジタルか否かといえば、絶対にノーです。
気になった点をば少々失礼します。
まずは差し当たり、能力云々の話を置かせていただきます。
>よく見てほしい。
>「怜の配牌」は「すばらの配牌」にかなり似ている。
果たしてそうでしょうか。
ツモ不明として単純にシャンテンを比較しても怜の3シャンテンに比べですばらは4シャンテン。配牌におけるこの差は数値として和了率に5%程度の差が生じるという検証結果もあります。
加えて、怜は北の一鳴きが可能な一方で、すばらは役になるどちらかを重ねねばその地点に立てません。当然、面前ではさらに差がつきます。
その意味で、これを「かなり似ている」と表現するのは難しいかと思われます。
また、打8pについてですが、私見ではこの一打を実力差の表現とするのは厳しいように思われます。
各第1打について。
まずは、すばらについて。打牌候補はオタ風の西、孤立牌の1sと1pが一般的かと。
一方で怜も、叩く役候補が存在することと、遠くに見える三色を考慮して、打牌候補は2m、2s、発のいずれかが有力と思われます。
両者ともにカンチャンターツの8pを第一打から選択する可能性は高くありません。
さて、照の場合ですが、単純にシャンテン数を見ても5シャンテン。和了できる確率は決して高くありません。
しかも河には何も出ておらず、役牌のうちどれが残っているのかも分からない状況では特急券となる全種に重なりの可能性を残すのも無理はないかと思われます。この場合の打牌候補は8p、3sのいずれかになります。くっつきの期待度を考えれば8pが再有力候補ですが、もちろんドラ受けが出来ない分点数が落ちます。3sの場合はドラ受けを残しつつも遠くにマンピンの染め両天秤を睨み、ツモと相談しつつ速攻を本命と出来ます。このいずれかが当世風のデジタルではないでしょうか。つけ加えますと、他家3人の誰かに先攻される確率の高い配牌である以上、後の安全牌候補として字牌整理から入らないのを「絶対にノー」というのは流石に説得力に欠ける印象を受けました。
ここで『咲』という作品の能力という文脈、そしてインターハイ団体戦という背景を踏まえれば、確かに照の一打が「白糸台の情報収集力の高さ」を裏付けるものであることには賛同できます。しかし、以上のことから製作意図としての実力差を読み込む余地の妥当性については疑問が残る形にならざるをえません。
他に、怜が8pを雀頭としたことに関しても配牌時点で残り1枚ではありますが、王牌になければ1/4でツモ牌となるため「普通は使えないはず」とまでは断定出来ません。これを能力に帰着させるためには6-8pのカンチャンから6pを先切りする描写が根拠として必要になります。しかし、寡聞にして見返した限りでは怜の河は発、9m、2s、6pでのリーチのようです。最終手出し6pですので、ドラ待ちを避け8p、北のシャボに受けた可能性があるというところまでしか推測出来ず、ドラ受けを嫌い読みにくさ北の役を期待した一般的なものとの差異化は不可能です。もちろん、実際は一発が見えていることは承知しておりますが。
ご参考までにと、長文失礼致しました。
その直上でコメントしているように、この記事は可能性に過ぎません。
書いていただいた意見も正しいと思います。