2013年02月09日

視界良好!! / 咲 阿知賀編 第19話「本領」

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 一ヶ月に一度の阿知賀編タイム。(今回連休挟んだおかげで関西だけ超早いっぽい) 

 最初の一枚は、お気に入りの見開きから。

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 扉絵。
 こちらの素敵な記事を読んでいたので、穏乃の配牌が国士っぽいのが気になってたり。


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 白糸台は複数チーム!
 だからチーム虎姫なのね。
 ということは、個人戦で白糸台の新星が登場することもあるのか……。
 守備重視のキャラとか、不思議能力持ちとかが。


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 普通お餅の多治比真裕子ちゃん可愛いっ!
 これが匠(大星淡)の手にかかると、


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 このように。
 ちょいとおすまししていた落ち着いた微笑みは、恐怖にひきつる。
 

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 おまけに、もひとつ。
 涙目真裕子ちゃん。

 個人戦出てきてくれー。


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 淡の能力はダブリー後に暗槓し、裏をモロ乗りさせるというもの。
 (おー! 予想当たった! と思って過去記事見なおしたら書いてないでやんの。ちぇー……。あ、この画像はシナリオ位置からすると後のほうにある。一枚でわかりやすいものを選ぼうとしたらそうなった)


 配牌5シャンテン支配+ダブリー+槓ドラモロ乗りだから、単純に強い。

 んだけど……これ、あれだ。
 カンの部分、あえて咲のリンシャンとバッティングさせてる気がする……。(もし対決した場合、咲の邪魔としても機能する感じに。いや、まあこの後白糸台負ける可能性もあるんだけんどもさ)


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 淡の和了は逆回転開き。
 怜のりー棒立てといい、こういうの考えるの上手いよねえ……。


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 阿知賀の大将、高鴨穏乃に炎エフェクト発生。


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 「しずが大星淡と戦えるかどうか この局で決まる!」

 最初読んだ時、穏乃は骰子の出目に影響される能力持ちなのかな……と思った。
 『ハンターハンター』のカイトみたいに。

 だが、現段階では、まだ赤土晴絵の発言意図は不明。
 後にわかる淡の「角」の能力を気にしてのことなのかもしれないし。


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 晴絵と玄の2人麻雀のはずなのに、なぜか左右にも手牌がある……。
 はっ……ステルスモモっ!


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 阿知賀との練習試合初日、海底摸月を5回和了るつもりで3回しか和了れなかったと語る衣。
 「2回目には海底に辿り着くことすらできなかった」の2回目が、二日目の誤字ではなく、文字通り2回目(二戦目)だったとしたらものすごいことだ。


 作中最強クラスの天江衣にの「支配」に順応して対抗できるようになるまでわずか半荘一回。
 しかも、海底支配を妨害できるほどだというのだから。(と書いたが、二日目でも超すごい……)


 文字通り受け取るなら、穏乃は咲全体を見渡しても無茶苦茶強い部類に入る可能性がある。
 今までの「咲麻雀」では支配能力が強ければ勝ちだったのが、それに対抗できるというんだから。(冷やし透華も超強いけど、あんな感じに)


 実際、大星淡のダブルリーチをかいくぐって、和了りきる穏乃。


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 憧ちゃん、おしり出てなくてよかった……。
 いや、出てたほうがよかった……残念。


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 すっごく元気なこーこちゃん。この絵素敵。

 ちなみに最後の半荘のスタート時の得点はこんな感じ。

 阿知賀:101200
 白糸台:101300
 新道寺: 91400
 千里山:106100


 咲世界においては……だけど、ほぼ差がないと言える。


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 マンガンキーを使って大星淡のダブルリーチをも打ち破る姫子。
 照に言わせると、「新道寺のふたりのコンボの方がプロでもやぶれないんじゃないかと思う」とのこと。

 すっげ……。


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 亦野誠子が編み出した大星淡対策。
 大星淡は、角に来ると明槓して、その後上がるので、角をなくしてしまう作戦に。

 なにそれずっこい。
 つーか、それで運命や支配が変わるのね。


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 前に出て大星淡の直撃をくらう姫子。
 明らかに落胆というか、根負けしてる。

 これに対比しているのが次の一枚。


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 同じく大星淡に振り込む竜華。
 だが、姫子と違って、表情は凛々しいまま。

 キャラクターの描写論になるけれど、キャラの性格をわかりやすく伝えるには、「同じ状況を与える」と結構楽にできたりするるるる。同じ状況を与え、その二人が違う反応をしたなら、その差がキャラクターの性格や状況の差というのが読者に簡単に伝わるから。(同様に、似たような状況を与えて同じ反応をさせることで、その二人のキャラは似ていると伝える描写法もある。こちらは、親子とか、恋人二人とか、師と弟子とかを描写するときによく使われる気がする)


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 そしてさらに対比させているのがこちら。
 淡が裏ドラを見ずに点数申告したのに対し、竜華も裏ドラを見ずに点数申告。
 二人が互角に近い力を持ち、しかも対抗しあっている表現になっている。


 ……んだけど、個人的には、竜華、怜の能力に頼りっぱなしなのがもにょもにょ……。
 もっと竜華の力だけで活躍させてあげてー。


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 ラストちょっと前ページ。
 キャラの攻略を山に例え、「登る」という表現を使って穏乃の力を表現している。
 特に何が語られているわけでもないんだけど、どんなに高い山でも登ってしまえそうな奥の深さは凄い。


 そういや、番外編の山ネタはここにつなげる伏線だったんね。


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 最後のアップ。
 今回の記事のタイトル、「視界良好!!」で締め。

 穏乃の視力が良いという設定と、阿知賀編最初の最初にあった高い場所から見渡す穏乃のシーンがここにつながるのかと一人納得。
 いやー、きちんと考えてシナリオの各所に配置させられてるわ。


 穏乃の活躍を匂わして、次回、阿知賀編最終回!
 いやー、至福の時間でしたっ。


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posted by 真鯛 at 16:23 | Comment(22) | 阿知賀編(漫画) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
3,000mを超える長野の山は、2,000mに満たない奈良の山とは
比べものにならないくらい高いから、穏乃に簡単に制覇できない
と思う。だから咲さんの嶺上開花は大丈夫かも。
Posted by at 2013年02月09日 18:37
なるほど、では今年は勝てなくても来年までに富士山登っておけば
咲に穏乃が勝てる可能性はあるわけだ。
あの初邂逅の描写からして対決すれば穏乃が咲という山に苦労するのは、
ほぼ間違いないだろうし。
Posted by at 2013年02月09日 19:49
山の高さはぶっちゃけ関係ないと思うが
嶺上開花が森林限界に咲く花っていうのは割と重要っぽいね
あわあわの宇宙演出は配牌操作であってダブリーは宇宙じゃないのかな?
Posted by at 2013年02月09日 20:32
多治比真裕子ちゃん可愛い♪
アニメで出てから気になってたから再登場は嬉しいw
Posted by at 2013年02月09日 22:04
淡に豊音と玄をぶつけたらどうなるのかね
おっかけにドラローと天敵だと思うけど・・・
Posted by at 2013年02月09日 22:17
豊音が淡からリーチ一発のみだと思う
玄は多分何もできん
Posted by at 2013年02月10日 00:17
3番めのコメントさま
 素敵なご指摘!
 そうなんですよねー。だから、穏乃の属性に「山攻略」が与えられたんだ、と感じています。なので、もしかしたら決勝戦、凄く良い接戦になるのかもしれません。


4番めのコメントさま
 アニメで出てた方は完全にスルーしてました。
 またチェックしなおしておきます。


5番めのコメントさま
 支配力の強さによって……でしょうか。
 どちらの支配力が強いかによると思います。5シャンテンの方が優先されるなら、追いかけリーチはかけられないでしょうし。
 玄は裏ドラまでは支配できないようですから、玄は多分いつもどおりですねー。

Posted by 管理人 at 2013年02月10日 20:55
メタ視点だと、ここから阿知賀敗退はなさそうですよね…
あと枕無しの竜華も見たかったです

多治比さんですが、個人で勝ちあがれたのかな?
白糸台上位メンバーに競り勝つのは難しそうですが
Posted by at 2013年02月11日 01:07
攻撃特化なら亦野先輩は仕方ないですね!
Posted by at 2013年02月11日 03:36
裏ドラに及ばなかったのは
ドラと一旦お別れしていたからと考えるのが自然かなとは思いますけどね。

条件付で表ドラ以外への影響力が生じる可能性はあり得ると思います。
Posted by at 2013年02月12日 03:03
ダブリーで凡夫になってカンしてから和了って
どう考えても誰かさんの財布2号ですよね
金髪の子かわいそう
Posted by at 2013年02月12日 22:03
右ニなら角曲がると穏乃の山
自山の支配能力で淡の和了を封じたのなら
咲のリンシャン支配と絡めた闘牌が期待できますね
Posted by at 2013年02月13日 00:12
小林立先生が怪我したみたい。
全身麻酔したとか手術したとか。
そんで、休載。
詳しくは小林立先生のブログを見てね。
Posted by 連絡 at 2013年02月13日 15:23
衣の2回目のところ和了るつもりで和了れなかった2回の内の2回目だから
2日目とか2戦目は関係ないと思うのですが
Posted by at 2013年02月13日 16:48
>自山の支配能力で淡の和了を封じたのなら
 他のサイトのコメント欄にありましたが、それが正解っぽいですねー。


>詳しくは小林立先生のブログを見てね。
 情報ありがとうございます!
 小走先輩っぽいキャラが描かれていてちょこっと期待ですねー。


>衣の2回目のところ和了るつもりで和了れなかった2回の内の2回目だから
 記事修正させていただきましたー。
Posted by 管理人 at 2013年02月13日 23:52
穏乃の能力の考察はすごく納得したのだけど、
今月号を見直してみたら、
最後の角を曲がった後の山って姫子の山じゃないですかね?
Posted by at 2013年02月15日 23:23
 そうですねー。
 穏乃の能力に関しては、今、色々なサイトで考察されているみたいです。
 どれが正しいかはまだ不明な状況。

 こんどブログにあげますが、咲が嶺上開花(山)であり、衣が海底摸月(海)と対比させられていたのと同じように、穏乃は山属性として、咲と勝負する方向で伏線を貼られていたらしい……というのはほぼ確実っぽいと思います。

 咲=山、衣=海の対比、そういや去年の秋頃から、書く書く言って書いてなかった内容ですね……。
Posted by 管理人 at 2013年02月16日 00:02
現状で衣が言う「二回目」の意味は
失敗した二回のうちの二番目という解釈と
五回中三回しか和了れなかったのを一戦目としてその二戦目と言う解釈
どちらでも意味が通ると思うんですが、追記で後者を誤読としてるのは
どこかのコメ欄で出たという穏乃の能力の有力説が関係してるんですかね
Posted by at 2013年02月16日 22:37
 二戦目だと、「また衣勝ちだー」の部分が怪しくなってきますので、五回中二回、の方が今は可能性が高い、と思っていますー。
Posted by 管理人 at 2013年02月17日 17:58
咲は高嶺の花だから
今回の山登り能力は阿知賀の負けフラグか・・・
咲が主人公だからそりゃそうだけど
案外団体は咲負けるのかと思ってたから
Posted by at 2013年02月18日 02:39
衣の発言の解釈ですが、僕は、「5回海底で上がろうとして、最初の3回は上がれたけど、4回目からは通用しなくなった。5回目に至っては海底までたどり着くことすら出来なかった」って意味にとりましたね。
レジェンドの、「深いところまで分け入ることができた?」という発言から、穏乃が、相手と長く戦えば戦うほどその相手に対して強くなる類の打ち手だと推測できるのが裏付けになるかと思います。
それから、公式で穏乃は無能力者だって言ってたって噂を聞いたことがあるので、それを信じるなら穏乃は単に対応力が人並み外れて高い、かじゅの上位互換みたいなタイプなのかなと思います。
まあかじゅと穏乃が同系統ってなんか不思議な感じがしますけど。
だからレジェンドがサイコロの目を気にしていたのは、淡に魔力で勝つためじゃなく(穏乃の能力の発動条件に関わることではなく)、淡の支配を論理的に破れる策が使える条件に関わることかと思います。淡の能力もまだいまいち詳細には分かっていませんからね。
論理的に破るというのは、例えば東・北を鳴かれたら四喜和をあがられるから、東・北を切らないようにしようとか、各局の第一打がオーラスの配牌になるやつがいるからなるべく早く場を回そうとかそういうやつのことです。
Posted by 枕 at 2013年02月18日 14:11
 衣の「2回」の発言ですが、アニメではどうやら「二日目」に修正されているみたいです。(というのを、あるブログのコメント欄で見ちゃった……)


 最初の記事そのままでよかったのにっ、くう……っ!(修正しちゃった人)
Posted by 管理人 at 2013年04月03日 09:28
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