第一局の闘牌シーンが本当に上手い。
この一局だけで、各キャラの強さを描写した。
片岡優希の速攻&高打点という特性をはっきりさせた上で、哭かないとツモられると感じていた神代小蒔と小瀬川白望。
だけど、一人その気配を感じられない上重漫。
シロの牌を哭けない小蒔がそっと目をとじる描写が素敵。
これにより、シロも小蒔も次ツモられることを感じていたことがわかる。
上重漫の声が凄く良い!
このシーンの「は!? 今まで目ェ開けて打ってたやん!」だけでなく、振り込んだ時の「よ… よりによってそこかいな──ッ!」とかデコに油性の時の「ヤァあァアぁあァ」の時の演技も凄くよかった。
緑の目についての豆知識。
wikipedia:緑より。
英語ではシェイクスピアの戯曲『オセロ』の一節から“嫉妬”を『グリーンアイド・モンスター』(Green-eyed-monster:緑の目の怪物)と呼ぶ。
後に分かることなんだけれど、戒能プロは滝見春の従姉妹。
ということはもしかして……、この緑目演出は嫉妬の炎……!?
つまり、戒能プロと滝見春と神代小蒔は三角関係……。
(園城寺怜の解説の時にも同じネタを使った記憶が……)
長野最高身長(純)と長野最低身長(衣)の対比の後に、全国編最高身長(豊音)と全国編最低身長(胡桃)が描写されるというお遊び。
小林立さんのキャラ配置は、凸凹コンビが基本っぽい。
その辺りの好みが現れているのが、真面目と不真面目で構成される解説とアナのコンビ。
それはそうと、端っこでちょこんとしているトシさんの作画が可愛い。
もしかして:姉帯豊音(身長最大)と鹿倉胡桃(身長最低)を並べた上での、石戸霞(おモチ最大)と薄墨初美(おモチ最小)の対比……?
マヨイガのシーンはすごい良いアニメオリジナル。
「迷いつつも見つけ出す」ことでソナーに近い感じ演出がされている。
シロの神秘性が強調されると同時に、わかりやすい。
なお、マヨイガと小瀬川白望の強さに関しては後日記事にする予定。
「私たちが山から降りてきたこの時期に、同じく山の中から降りてきた彼女たちがいたのは偶然なのかしらね。どう思う? 小蒔ちゃん」
ちなみに、奈良も長野も海のない山の国。
特に奈良に関しては、「大和(やまと)」でもあるしなあ……。
(なお山を扱っている漫画なのに、富士山をテーマにした高校あるいはキャラがいないのは、富士山が山梨のものなのか静岡のものなのかという問題が難しいという背景があると推測してたり)
大阪の山……?
大阪には日本を代表する最低の山──、天保山っつーものがあるんやで!
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ただ、優希のダブリーは漫画の方が迫力があった気も。
いやまあ補足されてもえって感じはあるんですがw
あと漫ちゃんアニメでよくなった同意!
シロのオリジナル演出はよかったですねー。
こんなのを見せてもらえると、エイスリン、胡桃などの演出がとうなるのか楽しみです。
優希のダブリーは単行本がダントツですね。
でも、あの独特な絵柄への変更は共同作業であるアニメではやりにくいのかもです。
名無し様
声がつくとすごく印象が変わりますね。
それに引っ張られて色々と印象が変わりそうです。
上重漫は超ヒットでした。
まあ百鬼さんは浜松の方みたいですから、富士山はあまり関係なさそうですな。
日本にも「真っ赤な嘘」や「身の潔白」のような色を用いた表現がありますが、同じように欧米では「嫉妬」といえば「緑」という認識が根付いているんですよね。
シェイクスピア以前からあった表現なのか、シェイクスピアが根付かせた表現なのかは忘れてしまった。
私も山頂所有が静岡なので静岡派ですねー。
百鬼さんはこのままだと国麻か、世界編まで出てこれないかもですね。
ななしさま
下のコメントで書いてもらったとおりですね。
創作なら、なんと読んでもいいと思いますし。
ななしさま
シェイクスピア以前からあったけれどシェイクスピアで有名になったのか、それともシェイクスピアから生まれたのかは私にもわかりません……。
色の雑学とかは面白いですよね。
各国によって、色のイメージがぜんぜん違うあたりがすごく好きです。