2014年03月04日

『咲-saki-』に見える片山まさゆき作品の影

 麻雀漫画史に多大な影響を与えている片山まさゆき作品。
 『咲-saki-』にも大きな影響を与えていると感じたので、その辺りを押さえてみた。


 ミリオンシャンテンさだめだ!!

さだめだ_001.JPG

 『ミリオンシャンテンさだめだ!!』は個性の衝突をテーマに、特殊な打ち手たちがぶつかる。
 この辺りは咲の能力者同士の戦いに通じるものが多い。

 ステルスモモあるいは鹿倉胡桃のモデルになったんじゃないかと思われる「無気配」の津久根卵太や、辻垣内智葉と似たように闘牌中に刀で斬りつけるイメージが挿入される「サムライ」極限堂静流などがいる。


さだめだ_003.JPG

 先鋒、次鋒、中堅、副将、大将のバトルが描かれる「ミリオンシャンテンさだめだ!!」。
 『咲-saki-』と違うのはコンビ戦ということ。

 
さだめだ_006.JPG

 めろん畑桃美はストレートにのどっちのデザインに影響を与えたと思っている。
 おもち巨大&コロコロ変わる私服のほとんどが痴女系。
 (胸回りが不思議に開いてる服。沢山あるけど例えばこれとかこれとか)


 ただ打ち方については、のどっちというよりも妹尾佳織。

 あとは、咲-saki-のアニメ版でよくみられる「お餅アングル」(こういう奴)と類似のものが、めろん畑桃美関連で幾つか見つけられます。これとかこれとか。


さだめだ_007.JPG

 フリテンを覚悟して哭いて多面待ちに変化。その後引き戻す。

 咲では、「長野県決勝副将戦」でこれと類似の闘牌をのどっちが見せた。
 (とは言っても、フリテン覚悟からの引き戻しは、麻雀漫画によくある闘牌。なので、かならずしもここがヒントとは言えない。『牌賊オカルティ』でも哭いてからのフリテン引き戻し闘牌はあるし)


さだめだ_005.JPG

 「牌に愛される」のフレーズがある。


さだめだ_004.JPG

 実況と解説による掛け合いが面白い。
 とはいえ、実況と解説による試合中継は、麻雀番組「われめでポン」などで採用される普通の放送形式なので、自然と生まれる発想ではある。


 ぎゅわんぶらあ自己中心派

片山まさゆき作品_005.JPG

 照の強さのモデルになったんじゃないかと思われるゴッドハンド。
 竜巻ヅモ、稲妻ヅモ、真空ヅモを使って62連チャンした。


片山まさゆき作品_004.JPG

 淡の270度のヒントになったかも……?


片山まさゆき作品_006.JPG

 ぎゅわんぶらあ自己中心派は、微妙に下手で場を荒らす麻雀プレイヤーを「タコ」と呼ぶ。
 片岡優希が「タコ」がつくものを食べると調子が上がる理由のヒントになったと思われる。


片山まさゆき作品_007.JPG

 玄ちゃーの切り方の元ネタ、お嬢切り。
 対戦相手によく見えるように、牌を相手に向けて切る。


片山まさゆき作品_008.JPG

 全国編エンディングのたけし城ネタも「ぎゅわん自己」が通過済み。


 スーパーヅガン

片山まさゆき作品_002.JPG

 玄ちゃーの「づがーん」の元ネタ。


 牌賊オカルティ

片山まさゆき作品_009.JPG

 キャプテンの能力の元ネタと思われるのがこの梨積港のアイススキャン。
 切り方その他から相手の手の内を読み切る。


片山まさゆき作品_010.JPG

 透華のデジタル逸脱の元ネタになったと思われるのがこちら。
 デジタルと読みで最強の梨積港だが、時々熱くなってデジタル無視の勝負師になる。

 実際に部屋の気温も上昇するようなので、のどっち発熱のヒントである可能性も。


片山まさゆきネタ_002.JPG

 コメントで思い出させてもらったので追記です。

 はるるテンパイ→胡桃の差し込みの参考になったかもしれないシーン。
 ドラをわざと切っておいて安めだと悟らせ、差し込ませる体制を整える。(主人公の夏月と梨積の間でも同様のネタあり……というか状況的にはそちらの例の方が近かったですね……)


片山まさゆき作品_011.JPG

 来る牌に意味を求める打ち方のシーン。
 竹井久の考え方。


片山まさゆき作品_012.JPG

 スピードキングと呼ばれる「些渡震梓」によるプロの解説。
 片山まさゆき作品の解説も、それぞれ個性があって面白い。


 まとめ

 と、色々挙げてきたわけだが、……どうだろう?


     論外b.jpg      論外a.jpg


 『咲-saki-』に一番似ているのは『ミリオンシャンテンさだめだ!!』(全四巻)。
 面白いので気になる方は読んでみてくださいませ。


posted by 真鯛 at 18:31 | Comment(9) | TrackBack(0) | 本編(考察) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小林立も片山まさゆきも吉祥寺が地元なのはふれなくてもいいのかなあ
Posted by at 2014年03月04日 20:17
なんかノストラダムスの予言の解説を聞いているような気分だった。
MMRみたいな感じで、こういうの好き。
Posted by at 2014年03月04日 20:59
オカルティ4巻29話
転石へ尾根の差し込みはクルミとはるるの連携似ているな

のどっちは梨積さんを見習うべき、同じデジ畜なのにこの差
Posted by at 2014年03月04日 22:15
アニメで京ちゃんがズガーンしてましたねw
Posted by at 2014年03月04日 22:33
名無しさま
 情報有り難うございます。
 おふたりとも吉祥寺だったのですね。
 初めて知りました。


名無しさま
 これのことですねッ!
 ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=34049248


名無しさま
 転石と尾根の差し込みはわすれてました!
 タイミングがあった時に追記させていただきます。


名無しさま
 京太郎もやってましたねw
 なんとなく場所はわかるのですが、アニメはスクリーンショットを取るために見直すのが億劫で、どうしても本からの引用に……。
Posted by 管理人 at 2014年03月05日 03:59
さだめだは露骨にパロディだと思います。
「暴力コーチ」なんかも共通してますし、そもそも麻雀漫画で部活をテーマにした作品なんてこの二つくらいしかないですし。

驚くべきことは、能力的に穏乃が宿命田(終盤に強い)なのはいいとして、咲が何とジョニー(究極の点数調整、裏ドラが乗らない)になりそうなんですよね。
Posted by at 2014年03月05日 10:59
 暴力コーチ! それは完全にスルーしてました。
 ジョニーと咲については、これもかぶってるなー……と思いましたが、これからの展開で裏ドラが乗る可能性もあるので保留しました。
 が……ご指摘の通り、現状の方向性はジョニーなんですよねー。

 「麻雀って楽しいよね!」の人がジョニーというのもものすごい話ですが、だからこそこれからどう書かれるのかがすごく楽しみだったりします。
Posted by 管理人 at 2014年03月05日 12:25
ノーマーク爆牌党のラスト如く
和「流れがあなたに当たり牌をつかませたんですよ」
というセリフを言ったら熱いんだが
Posted by at 2014年03月21日 15:14
もし片チンが咲のスピンオフ描いたらどうなるのだろうか…
Posted by takon at 2015年11月01日 21:08
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