2014年03月16日
背向のトヨネ── 先制したものを後ろから縊く──!! / 咲-Saki-全国編 第9局「出撃」
上重漫の額の「未」の文字の上下の長さがピッタリ揃えられてて、「未」か「末」かわからなくなってた。
別の箇所でもそうなってたので、原作に合わせたのかも。
関連記事:百合百合探検隊(漫&恭子:あるいはデコに書かれた文字について)
薄墨初美のエフェクトが凄まじいことになってた。
しかも、全体的に顔が凛々しく。
和了った時のポーズがテレビに映されている……。
鷺森灼とかも、あのポーズで和了ってるんだろうか、とかんがえると微妙にクるものがある。
『咲-saki-』における能力はいつか分析したいんだけれど、よく知られる「支配力」と、個別の「特殊能力」以外に、「察知能力」というカテゴリがあると思っている。(例えば全国編限定でも、片岡優希のツモを察知してた神代小蒔と小瀬川白望とか。竹井久にツモられことを察知していた愛宕洋榎とか。姉帯豊音の例を見るまでもなく、察知能力は個別の能力とは別軸に存在するようなので)
三ソーがそこにあることを感づいている宮永咲。
三ソーを切れば危険だと悟る石戸霞。
この二例の察知能力は『咲-saki-』で描写されてきた他の「察知能力」の中でもかなり精度の高い部類に入る。なお「察知能力」という考え方からすると、一年生ながらにして切った瞬間「これ、ヤバ……」と感じた二条泉は将来かなり有望であるといえる。(一年生にして察知能力っぽいものを垣間見せたキャラは他に、咲、淡、優希くらい……?)
そして、今話を見るに、『支配無効』なる力もあるのかもしれない。
概念的には龍門渕透華の『治水』が全体的な支配無効化。今回の概念はその個人バージョン。能力発動自体は許すが、「支配力」で定められた運命の中で普通に麻雀を打てる能力……という感じ。
咲の能力は、ただカンをすればその牌で和了るというだけにとどまらず、「その局、咲が嶺上開花で和了る運命」を作り出す能力なのかもしれない。(よく咲に対比される衣がまさに、「その局、衣が海底摸月で和了る運命」を作り出す能力)
だとすれば、咲がただのポンに驚いた理由もわかる。
末原恭子のポンは支配を越え、咲が和了る運命を変えたのだから。
もしかしたら、この「支配無効」の能力は、無能力の強豪たちがが持っている能力なのかもしれない。
そう──!
透華が出した「真のアイドルを決める戦いを……ッ!!」ビームを和が弾いた演出は、支配無効のパーソナルスペースを描写したものであり、支配無効の能力がありうるという伏線だったのだっっっ!
霞さんの能力感知とそれを踏まえた状況分析は、プロを除いての最強クラス。
この和了も、トヨネの能力を見破り、リーチをかけなかったっぽい。
全国編に入ってエフェクトが素晴らしい!
あれとかあれとかにつくだろう個別エフェクトが楽しみ!
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絶一門も直撃を取りにくいという点では防御的に働いてますよね
咲さんより先にカンすることで有効牌を奪い取って防いでますね
でも今回の末原先輩みたいに山のカン材自体をズラされた場面はそういえばあまり観たことがないかも…
霞さんに守備をさせるとかなり強いと思います。
当たり牌察知よりも難しい、カン材察知ができるのですから。
それだけでなく、一度見ただけで豊音の能力に気づいているらしい描写もあります。単純な察知能力からすると、本当に最強クラス。(点数まで推測していた衣が多分最強)
基本的な実力もありそうなので、霞さんを大量失点させるのは難しいと思います。
名無しさま
そういやカン材を奪われたケースって見かけないですねー。
咲本人にしてもすごく珍しケースで、だからこそ、末原恭子のことを意識したのかもしれません。
カン材であると悟った可能性もあるかと思っています。