2015年01月05日
私はいつでも真剣なほうの味方だ / 咲-Saki- 第136局「信念」感想
2015年も「咲さんかわいい」から始められるのはいいことですね!
今年もよろしくお願いします。
この言葉から作品を振り返ってみると、長野決勝の片岡優希の思い「諦めた心では見えないものも── 前に進めば見えてくる──!! 気合入れなおしたじぇ!!」や、長野決勝の池田のセリフ「心が折れて弱気になったらくる牌まで弱くなる気がする もし神がいるのなら 前に向かう者を好きでいてくれるはず!」や、インターハイ二回戦の部長のセリフ「ツモがいい… 気持ちを切り替えたら良くなったなんて和に笑われるかな」などに連なるラインが見えて来そう。(あと代行の「見かけが変わると気分も変わって〜 ちゃう自分が出せるようになるかも〜 末原ちゃんはもともと強いんやから〜〜」にも連なってくる)
そもそも宮永可愛い咲さんの「麻雀って楽しいよね!」が作品の根幹っぽいので、どこまで前向きに楽しんで打てるかってのが最強を目指すためのキーワードになって来そう。
しかし園城寺怜……。
好き。
咲世界の麻雀では、日本勢は海外勢に負けてるっぽい。
すこやんでも銀メダルっぽかったし。
智葉は真剣が理想だからこそ、その自身の象徴も「真剣」なんだろうなあ。
能力を持つものが能力に縛られてしまって、そこで考えを止めてしまう……ってな現象があるようだ。(能力バトルものでの大きなテーマの一つ)
咲世界で自分の能力を踏み倒して前に進んだ例は少ない。
長野決勝の山──自分の感覚で打ち始めた天江衣や、阿知賀編の準決勝先鋒戦での山──松実玄が自分の能力喪失を覚悟してまでドラを切ったシーンくらい?(部長が時々、悪待ちと見せかけて普通に打っているけれど、あれは最初から悪待ちを戦略に絡めた変化球……というか見せ球な感じがしないでもない)
……ああ。
もしかすると、こここそが末原恭子が残った原因につながってくるのかも。
永水と宮守は能力に頼ってしまって、そればっかりだったけれど、末原恭子は最後まで考え、諦めずに対応して変化し続けた。だからこそ、咲も「しかも一番手強い人が残っちゃった………」と言ったのかも。もうプラマイゼロという技を見せてしまったのだから、次は対応されるという恐怖心に絡めて。
「30円足りひん」がパターンだとすると、姫松敗退時なら3000点差?
愛宕洋榎、能力者じゃない……と言われていたけれど、「会場来てわかったけど あの臨海のデカブツ まだなんかあるで」と、どうやら感知する何かはあるっぽい。また他の人に能力があること前提で打っているっぽい。
画像では紹介していないけれど、ダヴァンの頭のなかのセリフに「昔から素でツイてないから ケンカやらデュエルやら真っ暗なのヤラ 変なものに頼らないといけなくなるんデス」と言っているので、その「真っ暗なのヤラ」が愛宕洋榎のいう「なんかあるで」なんだと思われる。
この記事へのトラックバック
ってか大将戦まで清澄が最下位に行きそう
ロンでは振った人だけ払うとかリーチとか日本に麻雀が入ってかららしいし