今回の感想は、とある局面の捨て牌描写に対する突っ込み回になります。
麻雀漫画で牌譜を作られる漫画家の皆様の大変な苦労が偲ばれます。みなさん、こういう矛盾を毎回つぶしながら頑張って作られているのでしょうが、それでもなお、間違えてしまうこともあるのですから。
まず最初は、パッと見てわかる、おかしな所から。
「原村は現物の


ここ単行本では修正が入るようで、小林立さんのHPには、
牌譜では9pになってたのに…最近抜けてていかんです。
と書かれています。
確かに色々とおかしいようで、その時の和の手牌と先の捨て牌にも若干の矛盾が生じています。
薄っすらと描かれている部分を読み取ると……。













に見えます。(

ところが、捨て牌は、












つまり、面子にできる

これもおそらくは単行本の時に修正が入るものと思われます。
「細かい部分のきっちりとした描写」となると麻雀漫画だけに限らないのですが、本当こういうのは大変ですね……。
※と書いてましたが、ここ読み間違いで、小林立さんのサイトを見ると実際には、













だったようです。
そのため、すみません。この項目はなかったことに。

さらにもう一つ……。
先の捨て牌から、ダヴァンの手を推察すると。
最終形が、













で捨て牌が、












なのですから、最終形一歩前が結構簡単にわかります。
最後















の形。
でも、捨て牌には














で聴牌できていたのを、あえてノーテンにした疑惑が出てきてしまいます。
※追記 ここは私のオオボケで、この


なお、そうやって更に考えていくと、真屋由暉子の


小林立さんのHPには、この背番号のことが描かれています。
キーパーといえば背番号1とは思いつつ
絹ちゃんのバックルがデビルフィッシュなのと
むかーしそういうキーパーさんがいたらしいので
背番号も8にしてみたんですが
サッカー好きの編集さんにはそこが伝わっておらず
絶対に生理的に許せないと言われたので
単行本では1にしておきます。
ちなみに、背番号8をつけたことがあるのは、ヤン・ヨンクブルート。
ワールドカップ西ドイツ大会でのことらしいです。
トップ目でリーチする理由は殆ど無いと思いますが・・・
あとは大体矛盾はなくなるかと思います。
和の三ピンは謎ですが。