2016年06月25日
私が一緒にいたいんは怜ちゃんやから / 怜-toki- 第一局「折衝」
咲のスピンオフ第五弾は怜。
長寿作品だけあって、第一話の扉絵に主要キャラを出し、これからの展開に期待させることができるってのはいい感じ。
ちょこんと写ってるメンバーたちとの出会いが超楽しみ。
これ、おそらく「…むに」が「名前」プラス「に」。(ひらりと舞った葉の下にも、…が隠されている可能性も。最大三文字。れいむとか、らいむとか、そんな名前……? 麗夢とか、来夢とかの漢字を予想。竜華の親族だとしたら、並べても違和感のない名前。かつ「怜」を「れい」と読んだ場合と似てる字が入っているか、死んじゃっているが故に悲しい名前とか? ひとまず玲夢か来夢と予測)
「…て…から」は「似てるから」。
つまり、怜は、「○むに似てるから」が本当のところだと思う。
それを踏まえると、「大切な人にならない」の意味もドラマ的に推測できる。
大切な人になりすぎると、失うと辛い。(おそらく、「○○む」ちゃんは亡くなっている)
それが、将来の「怜が倒れた時にむちゃくちゃ心配する竜華」に繋がる……のだと思う。
追記。
ってなことを書いてましたが。
コメントで頂いた「まむ」のほうがシンプルでしかもしっくり来ます。
高そうな赤い宝石を持っている理由、将来膝枕を得意とする理由などにも、すっとつながりますし。
竜華の象徴を「赤い宝石」に置いてる。
自分とは違うスタイルに憧れている構図。(龍門渕透華→原村和もそうかも)
百合ではないのだけれど、対比構造ネタがものすごくあった「スクールランブル」にも、八雲が沢近愛理を表現する時に、「熱く激しい赤い光を放つ宝石のようなひと──」というのがあったりするのを思い出した。確認してみると18巻。
あと面白いのは、漫画のコマ割。
漫画の特殊なコマ割でないとありえない位置に竜華のペンダントがあり、漫画のコマ的にはそれを眺めているような視線になっている。
「怜」編での竜華の瞳の色を深い赤に塗ったのは、このペンダントの色に合わせるためかも。
胸が痛い、は現在の状況を表すと同時に、将来の病気の予兆を示す伏線として使っている可能性も。
「一発!」「……ならずや」は、愛宕洋榎も言ってたセリフ。
これからも、どこかで関西勢が使っていたセリフがちらほら見られる気がする。
わざとカンして差し込む竜華の接待は流石。
「だったら、麻雀で勝負よ!」な昔の麻雀漫画、あるいは麻雀ゲーム的なセリフ。
「咲-saki-」シリーズって、過去の麻雀作品のパロディっぽいネタを意識して沢山つかっている気がする。いやパロディというよりも、オマージュ寄りで、リスペクトしながら麻雀漫画やゲーム自体を一緒になって盛り上げている漢字。
オリジナルネタがものすごく多いのであまり指摘されていないけれど、過去の麻雀作品をものすごく読んで、それらをしっかり咀嚼した上で「咲-saki-」を送り出そうとしているイメージ。
この記事へのトラックバック
高い可能性でありえますね。
だからこそ、堆肥のために怜の方は最初で両親と一緒の食事を描き、その赤い宝石は母からもらったものであり、だからこそ将来、膝枕という行為を得意とするようになる(自分が母親にしてもらった行為を思い出しながら)……と。
>怜
それに台詞を信じるとしたら、竜華の母親はずうっと忙しいって言ってるので特に亡くなったりもしてなさそう……?
忙しい(病院)とか、ここで敢えて母親の話を出すということは……!?みたいな深読みも出来なくもな……い……笑
宝石をどこから入手したかは別として、後の膝枕愛好は、その子にしてあげていたから……というふうに考えると、○○む説の方になるんですよね。
まあ、これについては、新しい情報が入らないと難しいかもです。