今日は聖白薔薇学園 プチ☆MAHJONG 第一弾、松崎真奈美の巻。
このシリーズは、2000年に計3巻販売されたらしい。
販売元はIris、キャラクターはうのまことで、全巻それぞれ2480円。
1.松崎真奈美の巻 :知的かつ肉感的な女性理事長。
2.江波理奈の巻 :おバカ系小悪魔的ロリキャラ。
3.中川亜希子の巻 :おとなしめな眼鏡っ娘。
売れなかったのが悔やまれる。
というのも、共通のオープニングムービーには、1〜3巻に収録された女の子以外にも、
ルリルリっぽい子、あるいはお嬢様系の子。
妹系の可愛いさを持つ子、ポニテの子。
元気なバスケ部の子。
図書館で本を見つけて静かに喜ぶ娘。
の4組が大写しにされており、キャラが増えることがほのめかされていた。
それを裏付けるように、第二弾、江波理奈の巻のおまけに6名の身長比較設定画があり、それによると、ポニテの子、バスケ部の子、図書館の子がリリースされる予定だったようだ。
さらにいうならこの作品、セガサターンで発売される予定だった一般向けADV、「かもめ大作戦」のキャラクター流用とのこと。
そちらがポシャったので脱衣麻雀となり、こちらも途中で打ち切られて陽の目を見なくなったというのはなんとも可哀想な話。
それはともあれ、第一巻の話。
物語は、主人公が新任の教師として学校に来ることから始まる。
その際、理事長室で待っていたのが大人な色気を持つ松崎真奈美。
彼女は言う。
「そうそう。当学園では教育の一環として、麻雀を指導しています。もちろん、聞いているわよね。えっ。聞いてない? まったく、しょうがないわねぇ。ところで、あなた、麻雀、できるんでしょうね?」
流れで麻雀となり、勝つと、
「あら、言わなかったかしら。当学園では、みんなにはやく強くなってもらうために、負けたら一枚服を脱ぐということにしているのよ」
この奇妙な強引さと自然さが同居する脱衣麻雀ならではのストーリーは上手い。
また、脱ぐときのアニメが実に良い。
仕草の細かい動きや衣擦れの効果音など、演出が丁寧。
主人公の敗北アニメも、それぞれの脱衣状況によって違うという凝りよう。
シリーズを通しての話になるが、中でも良かったのが三作目、中川亜希子がスクール水着の食い込みを直すシーン。
着衣と脱衣の魅力を兼ね備えた、エロ演出のセンスが光っていた。
こんな評価だと実にいい作品に思えるけれど。
脱衣麻雀ゲームとして致命的な欠陥があった。
……麻雀部分が微妙すぎたのだ。
今日はここまで。
続きは、二巻と三巻の紹介時に。
購入する場合は注意。
win95/98時代の作品なので、ちゃんと動かない可能性がある……というか、管理人所有のPCだと、1台では動画が再生されず、もうひとつの方も文字化けしていた。ただし、普通に麻雀はできるし、動画部分は全部avi形式でフォルダに入っているので、それだけ取り出して見ることもできる。
中古価格は一巻500円くらいだから、動画目的のために買うのもあり。
コンシューマ機では、まーじゃん de あそぼ と名前を変え、4人打ち麻雀としてPSでリリースされているが、そちらは完全に地雷らしい。
聖白薔薇学園 プチ☆MAHJONG 〜 松崎真奈美の巻 〜@AMAZON
2011年04月15日
聖白薔薇学園 松崎真奈美の巻
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