2014年02月13日
百合百合探検隊(漫&恭子:あるいはデコに書かれた文字について)
我々百合百合探検隊は、またしても新しい百合ん百合んなエピソードを発見してしまった。
そのことを説明する前に、まずは「トップと三万点差になった場合、デコに油性」と宣言された上重漫と末原恭子の二人について追いかけてみたいと思う。
まず書かれていたのは「卯」の文字。
つまり、一回戦も三万点差以上に引き離されたことがわかる。
想像の中で「次に書かれる」と思ったのは「辰」の文字。
「卯」の次に「辰」なので、これは十二支──「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の順に書かれているのだと推測できる。
また、全国編1回戦で「卯」だったことから、南大阪大会で三万点差以上に広げられたのは、「子丑寅」の三回だったと推測できる。
ところが、その法則は破られることになる。
二回戦が終わって、書かれたのは「未」の文字。
「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の順番でいくとしたら「辰」の文字だったはずだが、「辰巳午」と三つも飛ばしての「未」なのだ。
これ……どういう意味があるのだろうか。
結論から言おう。
これまず確実に、「アニメスタッフの演出ミス」である。
厳しいようだが、「未」と書くように指示した人は、末原恭子の策略にひっかかって文字と流れのみを追いかけてしまった。その裏に隠された原作の芸術的とも言える細かな百合の香りを嗅ぎ取れなかったのだ。
何を言っているかわからないって思った人は、原作ではどう描写されているかを見て欲しい。
おわかりいただけただろうか?(心霊番組風に)
「未」の上の二の部分の長さが揃えられ、「未」とも「末」ともつかない文字になっている。
「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」なので「未」と思いがちだが、これはあえてこのように、どっちつかずに書かれているのだ。
結論から言おう。
末原恭子は自分の名前の「末」を上重漫のおデコに書いたのだ。
まるで、自分のものと言わんがごとく──。
(それまで十二支を書き続けてきたことは「未」がありうると思わせる前振りだった。実際アニメスタッフがその法則性っぽいものにひっかかり、「未」と描いてしまうほどに)
ここで末原恭子の心情をおもんぱかろう。
末原恭子は上重漫に恋をした。
だが彼女は名門姫松の参謀である。
試合を前に恋にうつつを抜かすなんてことはできやしない。
そこで思いついたのが罰ゲームを利用したお遊びだ。
三万点差が開くたびに十二支の順に文字を書くことにすれば、8回目の「未」の時に、少し上の棒の長さを「間違え」て、あの可愛らしいおデコに自分の名前を書くことができる……。
「こんなん本当にええんやろか。自分の名前を書くなんて……」
夜のベッドで一人恥ずかしがりながら、何度もその時のことを考えただろう。
その時の末原恭子の内心たるや……。
ここに素晴らしき百合の香りを感じないでどうするか!(ドンっ)
しかも、である!
先ほどのコマ割りをもう一度よく見ると、末原恭子と上重漫の二人が、原村和と宮永咲の二人と対比させられていることに気付く。
長野決勝副将戦におけるキャラ構図の見事さについてでも述べたように、コマ割りが合わせられている場合、(基本的には)それらは比較されるべきものという漫画的表現。
簡単に言い換えると、「末原恭子と上重漫のカップリング」は「原村和と宮永咲のカップリング」と類似だと表現されていることになる。
更にいえば……。
別カットでは、明らかに「末」。
アニメスタッフ、やらかしてるやん!
そしてこの記事もっ。
二本ともにぴったり揃えられてたわけじゃなかったやん!
……ともあれ、これで末原恭子の意図ははっきりした。
トップと三万点差になったら行う罰ゲームは、最終的にデコに油性で「末」と書きたいがために始められた遠謀深慮であり、あまりにも複雑で乙女じみた、甘い恋の形だったのだ!
■ まとめ
結論。
かわいい額に名前まで書かれちゃった上重漫ちゃんは末原恭子のもの。
関連:百合百合探検隊(竜華&怜)
関連:百合百合探検隊(久&美穂子)
2014年01月17日
百合百合探検隊(久&美穂子)
※このコンテンツの半分はネタで、半分はボケでできています。
■ 百合百合探検隊
我々百合百合探検隊は、またひとつの真相を探り当ててしまった。
まずは、以下の会話をご覧頂きたい。
……おわかりいただけただろうか?(心霊番組風に)
この短いやりとりの中から、ある事実が浮かび上がる。
咲は風越との相部屋を知らなかった。
──そう。
竹井久は風越と相部屋になることをみんなに隠していたのだ。
■ どうして竹井久は風越との相部屋をみんなに教えなかったのか?
これがわからない。
サプライズということも考えたが、それはない。
風越が相部屋と言うのは事前に伝えておくべき情報だからだ。
となると結論はひとつだ。
竹井久は何かしらの理由で、風越との相部屋を伝えることができなかった──。
……だが、どうして?
決定から宿泊までの時間が短すぎて言うタイミングを逃した、ということはありえない。
宿泊施設である以上、相部屋は事前に申請していたはずだから。
そうすると、言い出さなかった理由は竹井久個人にあることになる。
■ 言い出さなかった理由は何だったのか?
相部屋の話はこっそり進められていたのだろう。
だがそれ自体は言い出せない原因にならない。
決まった段階で、「風越のキャプテンと二人で決めたんだけどさ」と言えばいいだけなのだから。
隠すべきことじゃない。
だが、竹井久は相部屋であることを部員たちに伝えることができなかった。
どうしてだろうか?
我々取材班は、ある仮説に思い至った。
仮に惚れた腫れたが絡んでくるなら、秘密にしてしまうのも当然ではなかろうか──と。
もちろん、相手は相部屋を一緒に決めた福路美穂子。
「上埜さん……」に代表されるように、福路美穂子から竹井久への思いは強い。
それが実った可能性はというのは少なくはない。
彼女との恋を隠したかった竹井久は、部員たちに勘ぐられないように相部屋の話をしなかった……、これはありうるのではないだろうか。
■ 竹井久と福路美穂子の仲の良さ
部キャプという組み合わせがもてはやされるだけあって、竹井久と福路美穂子の二人は仲が良い。
福路美穂子の右目が自然に開くのは、竹井久相手だけだ。
公式からして部キャプの組み合わせを支援している。
全国編第一話のEDでも、久と美穂子が二人で買い出しに行っている描写があった。
実は、ここにもヒントが埋まっていた。
袋に描かれている800屋というロゴに注目し、単なる買い出しではない──と指摘された方がいる。
私的素敵ジャンクにて沢山の名記事を書かれてきたhannoverさんである。
竹井久と福路美穂子は800屋にて二人っきりでスイーツを楽しんでいた。
他を差し置いてのデートである。
このように、二人が予想以上に急接近していた事実が、わずか一つのロゴをもって、ひっそりと──だが明確に描かれていたのである。
■ そして見つかった決定的な証言
ここまでは、それぞれ思わせぶりなシーンを継ぎ合わせた憶測にすぎないかもしれない。
だが我々取材班は、それらすべてをつなぎ、一気に真実へと塗り替える決定的な発言に気付いてしまった。
……おわかりいただけただろうか?
実は、この発言、少々おかしい。
なぜか。
「ここでの生活に慣れること」を優先するという宣言だが、この発言とは完全に矛盾する選択を行っているためだ。
よく考えて欲しい。
二人が決定した「相部屋」は、環境に慣れる要素になりえるだろうか。
答えは否だ。
普通なら、宿泊する部屋に他校が混ざることは邪魔でしかない。
この矛盾を解決するには、視点を変えなければならない。
竹井久個人、そして福路美穂子個人にとっては、相部屋こそが慣れている環境だと。
……いや。
ここまで来てぼやかす必要は無い。
はっきり、くっきり、具体的に言ってしまえば、竹井久と福路美穂子にとっては、二人一緒にいることこそが慣れている環境──ベストな状態なのだ。
それはつまり、竹井久と福路美穂子が一緒にお泊りした日々があったことを示唆している。
竹井久と福路美穂子が同じ布団に寝そべって、インターハイの相部屋の計画を進めている──。
そんなイチャイチャしている様子が目に浮かぶようではないか!
■ 結論
まとめよう。
・竹井久と福路美穂子は二人で一緒に過ごしたことがある。
・そのことは二人だけの秘密だった。
・それが影響して口が重くなってしまい、相部屋のことは言えなかった。
・今でも二人は誰にも打ち明けずに二人だけの恋を続けている。
これが今回、我々百合百合探検隊が、各所に散りばめられた台詞を分析して辿り着いた真実である。
原作にもアニメにもあるこのワンカットが実に意味深ではないか。
描かれたのは、「踏切」を渡りきった二人の笑顔。
二人の行く先には、鳴り響く警報も、道を防ぐ遮断機もない。
それらはもう、通りすぎてしまったのだ──。
関連記事:百合百合探検隊(怜と竜華)
■ 百合百合探検隊
我々百合百合探検隊は、またひとつの真相を探り当ててしまった。
まずは、以下の会話をご覧頂きたい。
咲「あれ? ってことは もしかして」
華菜「そう 風越と清澄は相部屋なんだ」
……おわかりいただけただろうか?(心霊番組風に)
この短いやりとりの中から、ある事実が浮かび上がる。
咲は風越との相部屋を知らなかった。
──そう。
竹井久は風越と相部屋になることをみんなに隠していたのだ。
■ どうして竹井久は風越との相部屋をみんなに教えなかったのか?
これがわからない。
サプライズということも考えたが、それはない。
風越が相部屋と言うのは事前に伝えておくべき情報だからだ。
となると結論はひとつだ。
竹井久は何かしらの理由で、風越との相部屋を伝えることができなかった──。
……だが、どうして?
決定から宿泊までの時間が短すぎて言うタイミングを逃した、ということはありえない。
宿泊施設である以上、相部屋は事前に申請していたはずだから。
そうすると、言い出さなかった理由は竹井久個人にあることになる。
■ 言い出さなかった理由は何だったのか?
相部屋の話はこっそり進められていたのだろう。
だがそれ自体は言い出せない原因にならない。
決まった段階で、「風越のキャプテンと二人で決めたんだけどさ」と言えばいいだけなのだから。
隠すべきことじゃない。
だが、竹井久は相部屋であることを部員たちに伝えることができなかった。
どうしてだろうか?
我々取材班は、ある仮説に思い至った。
仮に惚れた腫れたが絡んでくるなら、秘密にしてしまうのも当然ではなかろうか──と。
もちろん、相手は相部屋を一緒に決めた福路美穂子。
「上埜さん……」に代表されるように、福路美穂子から竹井久への思いは強い。
それが実った可能性はというのは少なくはない。
彼女との恋を隠したかった竹井久は、部員たちに勘ぐられないように相部屋の話をしなかった……、これはありうるのではないだろうか。
■ 竹井久と福路美穂子の仲の良さ
部キャプという組み合わせがもてはやされるだけあって、竹井久と福路美穂子の二人は仲が良い。
福路美穂子の右目が自然に開くのは、竹井久相手だけだ。
公式からして部キャプの組み合わせを支援している。
全国編第一話のEDでも、久と美穂子が二人で買い出しに行っている描写があった。
実は、ここにもヒントが埋まっていた。
袋に描かれている800屋というロゴに注目し、単なる買い出しではない──と指摘された方がいる。
私的素敵ジャンクにて沢山の名記事を書かれてきたhannoverさんである。
ググってみたら、渋谷のおしゃれな和スイーツ屋が出てきたんだけど、これ買い出しじゃなくて本当にただデートしてただけなんじゃないの。
800や http://t.co/Z2M9VyBWh1
— hannover (@hannover03) 2014, 1月 6
竹井久と福路美穂子は800屋にて二人っきりでスイーツを楽しんでいた。
他を差し置いてのデートである。
このように、二人が予想以上に急接近していた事実が、わずか一つのロゴをもって、ひっそりと──だが明確に描かれていたのである。
■ そして見つかった決定的な証言
ここまでは、それぞれ思わせぶりなシーンを継ぎ合わせた憶測にすぎないかもしれない。
だが我々取材班は、それらすべてをつなぎ、一気に真実へと塗り替える決定的な発言に気付いてしまった。
久「うん。まずは、ここでの生活に慣れないと」
……おわかりいただけただろうか?
実は、この発言、少々おかしい。
なぜか。
「ここでの生活に慣れること」を優先するという宣言だが、この発言とは完全に矛盾する選択を行っているためだ。
よく考えて欲しい。
二人が決定した「相部屋」は、環境に慣れる要素になりえるだろうか。
答えは否だ。
普通なら、宿泊する部屋に他校が混ざることは邪魔でしかない。
この矛盾を解決するには、視点を変えなければならない。
竹井久個人、そして福路美穂子個人にとっては、相部屋こそが慣れている環境だと。
……いや。
ここまで来てぼやかす必要は無い。
はっきり、くっきり、具体的に言ってしまえば、竹井久と福路美穂子にとっては、二人一緒にいることこそが慣れている環境──ベストな状態なのだ。
それはつまり、竹井久と福路美穂子が一緒にお泊りした日々があったことを示唆している。
竹井久と福路美穂子が同じ布団に寝そべって、インターハイの相部屋の計画を進めている──。
そんなイチャイチャしている様子が目に浮かぶようではないか!
■ 結論
まとめよう。
・竹井久と福路美穂子は二人で一緒に過ごしたことがある。
・そのことは二人だけの秘密だった。
・それが影響して口が重くなってしまい、相部屋のことは言えなかった。
・今でも二人は誰にも打ち明けずに二人だけの恋を続けている。
これが今回、我々百合百合探検隊が、各所に散りばめられた台詞を分析して辿り着いた真実である。
原作にもアニメにもあるこのワンカットが実に意味深ではないか。
描かれたのは、「踏切」を渡りきった二人の笑顔。
二人の行く先には、鳴り響く警報も、道を防ぐ遮断機もない。
それらはもう、通りすぎてしまったのだ──。
関連記事:百合百合探検隊(怜と竜華)
2012年05月09日
百合百合探検隊(竜華&怜)
※このコンテンツの半分はネタで、半分はボケでできています。
色々と噂される竜華と怜の仲だが、我々取材班は決定的な証拠を探り当ててしまった。
以下、ここにその情報を開示したいと思う。
問題なのは第四話。
以下のシーンをご覧頂きたい。
シャワーを浴びたいという話になって。
竜「一緒に入ればええやん」
セ&船「……ぉ……」
セ「ここバスタブ広いけど、流石に二人はきついやろ」
竜「はゎゎゎっ。ほな、一時間後で」
……おわかりいただけただろうか?(心霊番組風に)
一見自然に見える会話の流れと竜華の反応だが、よくよく考えれば少しおかしい。
竜華は「一緒に入ればええやん」とさも当たり前に述べている。
だが、セーラに突っ込まれたとき、「恥ずかしそうに」している。
では、どこが恥ずかしいと思ったのか?
「一緒に入る」ことを提案したのだから、二人で入ることを恥ずかしがっている訳ではない。
慌てたのは「このバスタブは二人ではきつい」という指摘なのだ。
この日はすでにインターハイ二日目。
阿知賀と同じ日に来たのだから、すでに二泊しており、一度くらいははシャワーを使ったはず。なら、バスタブの広さを確認しているはずであり、普通なら「一緒に入ればええやん」という感想は出てこない。
なのに、竜華は「一緒に入ればええやん」と言った。
すこし、矛盾している。
だが、ある仮説でこの一連の流れに矛盾はなくなる。
つまり、「竜華は二人で入ったけれど、きついとは思わなかった」のだ。(もちろんイチャイチャしてたから、狭さはまったく気にならなかったのだっ)
セーラの言葉には、「あんたら二人の仲やったら、バスタブの狭さは気になれへんけどなー」という揶揄の意図が隠されている。
竜華は怜との仲をからかわれたと感じ、あの反応になった。
これですべて矛盾なく説明がつく。
レズガイルデー
しかも、だ。
我々取材班はさらなる衝撃的な事実を探り当ててしまった。
第四話、少し時間を巻き戻し、竜華と怜が部屋でセーラたちを迎えたシーンをご覧頂きたい。
対戦相手のビデオをチェックするという話になって。
泉「どうせなら、さっさと見てしもうた方がよくないですか」
船「おー、前向き精神」
セ「見習いたいわ」
怜「ほな、今から見ようよ」
竜「今?」
セ「汗かいてるし、腹減ってるし」
竜「シャワー浴びたい」
怜「……ぁ……」
……おわかりいただけただろうか。
何が……と思うかもしれない。
だが、ここに衝撃的かつ重大なヒントが隠されている。
セーラは外から帰ってきたので汗をかいているのはわかる。
では、ずっと部屋にいたはずの竜華が、どうしてシャワーを浴びたいと言ったのか。
……ここまでにしておこう。
言葉にするのは野暮だ。
これ以上の説明は控え、後は皆様の想像に任せたいと思う。