2014年11月21日
よーすみ よーすみや / 咲-Saki- 第134局「対策」感想
仮想世界のアバターのどっちは表情があるのがおもしろい。
つーことで仮説。
デジタル化は、デジタル世界(あるいは能力世界)の中に入り込み、極限のデジタルで打つ力。おかげで「現実ののどっち」こそが化身っぽくなるため、打牌から気配がほぼなくなり、能力者の察知能力が効かなくなる。デジタル世界の中のアバターのどっちが本体なのだから、アバターの方は表情が豊か。(あくまで仮説。状況に当てはまる可能性として挙げているだけであって、これだと言い切っているわけでもないし、強く推しているわけでもない)
やっぱり複数テンパイの時に「決闘」したら隣から打たれることが多いのね。
のよりんかわいい。
この能力! このシーンを見た瞬間欲しいと思った。
打った相手がいきなり水着西部劇コスプレになって見えるのよ?
打ってて楽しいに決まってる!
あ……でも、現実的には打つ相手はいつも男……うーん……。
それはそうとプロの分析力はすごい。
あくまで2人というサンプルだけど、個人個人がフナQ以上の分析力を持っている可能性すらある。(ドラを集める能力およびその制約を見破った三尋木プロなど、基本的に洞察力がすさまじいっぽい)
由暉子の力がダヴァンの天敵であれば面白いかもと思ったり。
この画像から「では──」を消したコラを作りたいとおもったことは内緒だ。
2014年11月07日
では始めましょウカ 決闘!! / 咲-Saki- 第133局「決闘」感想
はいぃ……!?
思わず先頭カラーを二度見した。
先っちょが写ってかつ、光り輝いてる気がするのですけど。
のどっちは天使だから良いか……。
気になる人はヤンガン最新号を!
のどっち好きには即保存級のカラーなので。
マホと国広一のショットもきわどい。
マホは完全に履いてないどころか、よーくみると影の付け方が超やばい気がする。
龍門渕透華が、「和」だけを言い足しているのって、こっそり和の名前を呼びたかったとかだったら萌える。
船Q超有能!
参謀格や分析系のキャラが後ろにいることが多いのって、心理状態が安定しているときに他の者たちのプレイを長くじっくり見れるからってのがあるのかも。(先鋒に参謀格を置いた場合、勝っても負けても試合の興奮が響いてやっぱり分析に影響が出るだろうし)
船Qの分析通りなら、ダヴァンの能力は相当に強い。
1対1のテンパイ合戦なら負けないってことは、速効系の打ち方と組み合わせたらほぼ負けないってことだし、高め狙ってのテンパイで追いついても勝てるってことなので。
豊音の先負と似たようないやさがあるし、テンパイ時だけとは言え、なかなか振り込まないっつーのは守備能力としてかなり強い。(自動的に当たり牌を引かないっつーことだから)
仮説だけれど、決闘モードに入ったら、第三者の割り込みも禁じられるとかもあるのかも。(でなければ、「決闘」状態にならない)
さらに仮説を重ねていいのなら……。
弱点があるとしたら、そのあるはずのない第三者が割り込んできた時か。(空気を一切読まないのどっちが割り込んで来そう)
のどっちが見事にやられちゃうんだけど……。
以前、こんなのどっち分析を書いた。
関連記事:原村和の「デジタル化」は凄まじく強く、勝つには「能力」を使うしかないという話
希望を含めて、こう書いた。
この予想を兼ねた希望がダヴァンの登場で叶いつつある?
のどっちがデジタル最強である以上、ドラマを起こすにはそのデジタルを揺るがす敵が必要なんだけど……さてどうなるか。
この「ロン! 12000!!」の西部劇イメージを見た時、「ミリオンシャンテンさだめだ!!」の極限堂対芥川の侍イメージを思い出した。
こんなの。
麻雀漫画としての「咲-saki-」を追っかける時、「ミリオンシャンテンさだめだ!!」は必読本だと思っているので、興味のある方は。
思わず先頭カラーを二度見した。
先っちょが写ってかつ、光り輝いてる気がするのですけど。
のどっちは天使だから良いか……。
気になる人はヤンガン最新号を!
のどっち好きには即保存級のカラーなので。
マホと国広一のショットもきわどい。
マホは完全に履いてないどころか、よーくみると影の付け方が超やばい気がする。
龍門渕透華が、「和」だけを言い足しているのって、こっそり和の名前を呼びたかったとかだったら萌える。
船Q超有能!
参謀格や分析系のキャラが後ろにいることが多いのって、心理状態が安定しているときに他の者たちのプレイを長くじっくり見れるからってのがあるのかも。(先鋒に参謀格を置いた場合、勝っても負けても試合の興奮が響いてやっぱり分析に影響が出るだろうし)
船Qの分析通りなら、ダヴァンの能力は相当に強い。
1対1のテンパイ合戦なら負けないってことは、速効系の打ち方と組み合わせたらほぼ負けないってことだし、高め狙ってのテンパイで追いついても勝てるってことなので。
豊音の先負と似たようないやさがあるし、テンパイ時だけとは言え、なかなか振り込まないっつーのは守備能力としてかなり強い。(自動的に当たり牌を引かないっつーことだから)
仮説だけれど、決闘モードに入ったら、第三者の割り込みも禁じられるとかもあるのかも。(でなければ、「決闘」状態にならない)
さらに仮説を重ねていいのなら……。
弱点があるとしたら、そのあるはずのない第三者が割り込んできた時か。(空気を一切読まないのどっちが割り込んで来そう)
のどっちが見事にやられちゃうんだけど……。
以前、こんなのどっち分析を書いた。
関連記事:原村和の「デジタル化」は凄まじく強く、勝つには「能力」を使うしかないという話
希望を含めて、こう書いた。
余談になるが、準決勝副将戦などで、その「ものすごく相性の悪い相手」が出てほしいと思っていたり。準決勝では意地を貫いてボロボロにされ、決勝でも再対戦することになった場合、ブレるのか、それともブレないのか……
この予想を兼ねた希望がダヴァンの登場で叶いつつある?
のどっちがデジタル最強である以上、ドラマを起こすにはそのデジタルを揺るがす敵が必要なんだけど……さてどうなるか。
この「ロン! 12000!!」の西部劇イメージを見た時、「ミリオンシャンテンさだめだ!!」の極限堂対芥川の侍イメージを思い出した。
こんなの。
麻雀漫画としての「咲-saki-」を追っかける時、「ミリオンシャンテンさだめだ!!」は必読本だと思っているので、興味のある方は。
2014年10月03日
ハロゲイトのアリスみたイナ──… / 咲-Saki- 第132局「恩義」感想
今日は珍しくヤングガンガン難民だった……。
朝、近所のコンビニは全滅。
でも、エトペンお餅発射台のおかげですべてを許した。
心安かれ
恐るるなかれ
汝死ぬることあらじ
我が祭物を携えて
之を汝の前に供えるまで
ここを去りたもうことなかれ
…………。
他のブログに任せたっ!
「麻雀はとどめを刺せる時に刺さないとやられる」的な台詞が『ミリオンシャンテンさだめだ!!』の4巻にあったはずなんだけど、現物が見つからない。
多くの麻雀漫画では、ギリギリまで削った上でわざと生かすと、たいていは逆転される。(咲でも長野県の決勝戦でそれに近いあれこれはあった)
あ〜、お餅でぴょんぴょんするんじゃ〜!
お餅の柔らかさは色々な演出で表現されてきたけど、エトペン発射台のワンシーンだけで、ここまで弾力性が表現できるというのは凄い。
絹恵ちゃん、キーパーやってただけあって、キャッチはお手の物っぽい。
そりゃ女子のインターハイ麻雀が人気になるわ。
ハロゲイトのアリス?
ハロゲイトに住むアリスちゃんってことかいな?
(不思議の国のアリス、あるいは鏡の国のアリスがモチーフのキャラだとするなら、強制的にオリジナルワールドに巻き込ませて、そこで自由に不思議打ちするとか?)
このブログは麻雀そのものの考察と、物語構図から見た対比やつながりや隠喩やストーリーの調理法などの分析がメインであって(つーか、それしか出来ん)、地名や知識はからっきし。
こちらも他のブログに任せたっ!
なお、和は突端からのどっちモード。
ダヴァンと絹恵が何かしらの気配を感じているのか、視線を和に向けている。
オカルトを否定している本人がオカルトじみた存在だという面白さ。
(『牌賊オカルティ』にも、本人はデジタルのトップに君臨しているにもかかわらず、オカルト打ちから「第六感が強い」とか、内なる熱さを抑えきれずに強引な打ち方をする利積港というキャラクターがいた。利積港は、のどっち、龍門渕透華、福路美穂子のデザインのヒントになってると思っていたり)
2014年09月05日
これが全国レベルか…ッ!! / 咲-Saki- 第131局「打倒」
今回は有珠山の回想回。
人気プレイヤーはグラビアになったり、雑誌で特集が組まれるという世界の一端が見える。
特にカラーはかなりの威力。
しかし、個人的な注目はこの隅っこの怜。
正統派美少女っぽくて凄く可愛い気が。
チカの能力は上手く機械を作動させる能力!
冗談ではなく、咲世界はだれしも何かしらの能力を持っている世界だと思っていたり。
それが麻雀の強さに反映されるものではない、というところに世界の広がりがあると思ったり。
(余談だけれど、『スクールランブル』の世界も、誰もがこっそり何かしらの力を持っている世界っぽい。主人公の播磨は動物との会話能力。八雲は心を読む能力。天満は奇跡を起こす能力で、一条さんは超絶パワーといったふうに。カメラを除くと恋している女性がわかるってキャラもいたような。高野は描写されてないけど、おそらく八雲の強化版。だから高野は八雲にものすごく目をかけたし、表情の描写のされかたも高野と八雲は似ている感じ。あれも対比の遊びがふんだんに詰められた作品だったなあ)
ところで……。
今号に掲載されている咲世界のグラビア全部、一番前にお餅をお持ちの女の子を置いて、以降お餅の大きさの順な気がするけど、カメラマンさんそれどうなのよ。(有珠山については審議が必要かもだけど)
2014年07月18日
聖書を習う学校とか カッコいいですし / 咲-Saki- 第130局「価値」
ちゃちゃのんだ!
咲世界の打ち手はいわゆるアイドルとしての価値もあるらしく。
清水谷竜華も別のショットで映ってる。
那須田って名前が新しく出ているけれど、個人戦に登場するんだろうなあ。那須与一が思い浮かんだけれど、シャープシューター菫ちゃんがいるので、弓はもう無い可能性が高いか。
別のページだけど、多治比の名前が出てたのは嬉しい。個人戦出てきてくれないかなあ。
この表情がものすごく好き。
イタくて良いの! どんどん好きなモノを追いかけるのだ!
そうそう。
今回の話で全員で雀卓を運んでいるのは、当然前回の対比の延長。
荷物持ちを押し付けられる係から、皆で一緒に運ぶ仲間になるという物語構成。ここらは上手い。(おそらく、避難車を運ぶ時の各キャラの位置もキャラの役割に合わせている。爽が引っ張り役=リーダー。セットの誓子と成香。爽を見る揺杏。後ろからついていく由暉子)
追記。
コメントでなるほどっ、と思ったものをいただきました。
最初のコマがユキの真顔の正面顔
最後のコマがユキの笑顔の正面顔
てのも対比させてるのかなぁ
Posted by at 2014年07月22日 23:31
あり得ると思います。
返信にも書きましたが、漫画でもそうですがアニメとかだと、その話の最初のシーンと最後のシーンを意図的に合わせて、その話での主人公の成長なり、キャラクターや状況の変化を明確にして、読者にわかりやすく届ける技法はよく使われますし。
2014年07月04日
まだリーチが7回打てる……… / 咲-Saki- 第129局「契機」
有珠山の回想回。
真屋由暉子の方は、他人から一方的に頼まれる荷物運び。
対して有珠山麻雀部のメンバーは、ジャンケンで公平に、楽しそうな荷物運び。
状況の違いをわかってもらうには、同じ状況の差を見せるって感じの、対比を使った表現法が端的に使われている。
追記。
さらに言うなら、中学生校舎の内側から外を見る、という境界線が暗示されている。(つまり、中学を卒業することになればこの線の向こう側になるという暗喩)
いいなー、こういう男前系。
すぐに真屋の性格と状況を判断し、その上で即断する。
まず言葉が出る。(基本何も考えず、すぐに口に出るタイプなのか、意識してひとまず口に出しておくタイプかは不明)
だけど、その言葉による影響と意図したことの差もすぐに判断できるからこそ、
「いつでも遊びにきていい…」
↓
(いや、この言葉だと多分今まで通りになるんだろうな)
↓
「っていうか今から来い!」
という風になったんだろうし。
とにかく、決断力があって、さらに状況対応も素晴らしいタイプっぽい。
追記。
読みなおして気付いた。
真屋由暉子はのどっちのライバルとして合わせられたんじゃないかなー、的なことを書いたことがあるはずなんだけど、イベントも若干対比させられているんじゃないかと思ったり。
阿知賀編のこれ。
おっぱいがなければ危なかった……。
(余談になるが、こういう対比は意識しているものと意識していないものがあると思っていたり。「真面目系キャラが友達と打ち解ける出会いをする場合、どういうイベントを起こすか」というのを考えた時に、「友人となるキャラの前で、真面目系キャラが転ぶ(ドジなところや隙あるところを見せる)」というのが小林立さんの中でよさげな解答だった場合、対比を意識していなくても似たようなキャラや似たような状況では同じようなイベントが発生する。自分のあれこれを振り返ってみても、特に忙しい時は過去自分の書いたことを忘れているし、他の選択肢の良し悪しを考える暇もないので似たような状況では同じパターンを繰り返していることが多い。勿論、この真屋由暉子おっぱいクッションイベントが、意識してのどっちイベントと合わせたか否かは作者ご本人しかわからない)
2014年06月20日
ちっくしょ / 咲-Saki- 第128局「涼風」
揺杏、最後の最後で焼き鳥回避おめでとー。
でも、他家(雀明華と竹井久)が高い手をテンパイしていたからの差し込みだとわかって涙。
揺杏のキャラクターシナリオは、ギャップを軸にした構成。
キャラシナリオは、そのイメージが壊れるか、そのイメージが強調・強化されることが多い。揺杏の場合は、強気系のキャラとして描写されたので、最後それが崩れるからこそカタルシスがある。(逆に弱気系のキャラが、最後意思を見せて前を向くとかも、ギャップを軸にしたシナリオ構成になる。例えばくろちゃーがそう。途中弱気が強調された後、最後、ドラを切って前を向くからこそそのギャップに感動する。と言うか多くの物語は初期描写と最終描写のギャップの差を楽しませることを中心に構成される。例えば、部員の足りない弱小校がインターハイ優勝を目指すとか、最初の描写からは思いがけない遠い地点にまで物語を通して連れて行ってもらえるからこそ、読者はその作品を追いかけてくれるし、そのギャップの差に感動してくれる。例えばよくある展開だと、最初笑わなかったキャラが最後の最後で笑顔を見せるエンディングだからこそ感動するとかもその類)
予想していなかったイベントが突然!
白糸台の面々が登場して、屋上で淡と照の会話に。
そして、淡が単刀直入に尋ねる。
「宮永サキって テルの妹?」
ドキドキワクワクして返答を待つ淡。
淡らしくて可愛らしい。
キャラクター論になるけれど、この淡の一連の表情もギャップを意識したものだと思う。
さっき貼り付けた画像では、興味津々だったのに、照の解答を受けた後は、何かを悟ったような落ち着いた淡の表情。子供じみた表情と、大人びた表情の差に読者は何かを感じ取る。
2014年06月06日
なんか脳から出てる…ッ!! / 咲-Saki- 第127局「対抗」
所有能力はその人の人生や願いが反映している、という能力もので時々使われるテーマの一つ。
竹井久の悪待ちは竹井久自身の悪待ちを反映している感じに。
これはじんわりと他のキャラについても言えて、暖かいのが好きな松実宥の元には赤色の入った牌が集まるし、ずっと一人っきりだった姉帯豊音の一つには友引がある。多分だけど、園城寺怜の能力ももっと生きたい(明日を見たい)と願った故に獲得した力だと思うし。
咲における能力は人生の体現足りうる。
……となると、咲の能力も、山(インターハイ)の頂点で咲くのかも。
昔から凄い画風が好きだったけれど、最近のキャラの絵一つ一つが超かわいい。
阿知賀編が終わった辺りから特にそう感じる。
蕩けてる……。
まあ、でも、大舞台で活躍できたら凄く気持ちいいわな。
雀明華も部長ハーレム入り予定。
部長は清澄の中でも主人公主人公しているキャラだったりするから、モテるのは超わかる。