2017年06月02日
良か献金ありがとう / 咲-Saki- 第176局「奮闘」感想
「よか献金ありがとう」
これ最高!
私の中で、将来政治家になって他国の大統領と国をかけた麻雀をしそうなキャラランキングトップに躍り出た。しかし、政治家の娘さんとかなんかねー。江崎仁美。
江崎仁美の「でしょうね」については昨日考察記事を挙げたのでよろしければ。
関連記事:江崎仁美は愛宕洋榎のポンにどうして「でしょうね」と言ったのか?
のよー可愛いのよー。
何を切る、岩館揺杏編。
私はチートイ好きなので、を打ってたと思う。
次点で。234の三色がまだ残るのに加えて、の受けも残せるから。
有珠山のメンバーが喜んでて何より。
というかホント可愛いんですけど……。
2017年06月01日
江崎仁美は愛宕洋榎のポンに対し、どうして「でしょうね」と言ったのか?
咲-Saki- 第175局「氷炭」で江崎仁美から発せられた謎台詞「でしょうね」。
この「でしょうね」が自然な台詞だった状況を考えたところ、こうだったのではないか……という状況を思いついたのでまとめてみます。
■ 愛宕洋榎はあえて5筒を切ったのではないか?
結論から言うと、愛宕洋榎は二人のリーチに対し、通っていないをずばっと切った可能性が高いと考えています。
そう仮定すると、「でしょうね」というのはかなり自然な台詞だと思いますので。
どうしてそうなのかを説明していきます。
まず、考えるべきは江崎仁美の切りです。作中提示されている状況(捨て牌)からするとは危険牌であるにもかかわらず、江崎仁美は普通に切っています。江崎仁美の守備力がザルというわけでもないでしょうから、何かしらの「通る」という読みがあったと考えるのが自然です。
それから、愛宕洋榎のポン仕掛けに対して「でしょうね」というからには、江崎仁美側の読み以外に、愛宕洋榎の何かしらの行動が絡んでいると考えたほうが自然です。
この二点が押さえた上で、考えを進めていきます。
もちろん「江崎仁美が福路美穂子クラスの手牌読み使いで、全員の手の内を完璧に読みまくった結果、安全牌かつ愛宕洋榎が鳴けそうな牌を切った可能性」もあるにはあるのですが、それだと江崎仁美が同卓している江口セーラと愛宕洋榎を相手にしてもその手牌を読み切れる強キャラということになります。
それは今までのキャラ表現とは少しずれる気がしますので、もっと自然に手の内からを出せてかつ、「でしょうね」という台詞が自然に出てくるようなシチュエーションがあったと考えたいです。
とすると、どういう状況が考えられるでしょうか。
重ねることになりますが、また結論から述べます。
何が通るかをわかっている愛宕洋榎は、「江崎仁美に安全牌を作らせた上で、自分が対子で持っているを引き出すためにを切った」んだと思います。
(今までの打ち筋から推察するに、愛宕洋榎の能力は危機察知。相手の当たり牌を上手くかわす能力が備わっていると考えられます。なので、が通るのは確信していたのではないか……と)
場にが出ている状況であれば、江崎仁美がを切ることは自然な範疇と思いますので。
さて。
愛宕洋榎がを切った……と仮定すると、江崎仁美はどう考えるでしょうか。
はっきり言って不気味。
愛宕洋榎があえてを切った理由を考えざるを得ません。
以下、江崎仁美の視点から考えてみると──。
(1)愛宕洋榎もテンパイしているのでを勝負してきたというケース。
(2)江崎仁美をなかせて以降のツモ牌をずらすために、あえて愛宕洋榎がど真ん中のを切ったケース。
(3)安牌が少ないため、愛宕洋榎が自分の都合としてを切ったケース。
(4)愛宕洋榎があるいはを対子で持っており、江崎仁美からそれらの牌を引き出してツモ順をずらしたいがために切ったケース。
などが考えられます。
まず(1)の愛宕洋榎がテンパイしているケースですが、まずこれを警戒すると思います。
愛宕洋榎は結構飄々としているので、のスジとしてを切ったら、「おう、そんなの出てくるんかい。タンヤオドラ2、5200ついでにリー棒二本もらいや」と言われ、和了られるとかありそうです。
ですが、江崎仁美からみて、それはないと思える場の空気があったのかもしれません。(江崎仁美の手の中にが3枚あるなどして、で当たられる可能性が少なかったとかでしょうか)
つぎに(2)。江崎仁美をなかせるために、をあえて切ったというケース。
これは充分考えられたと思います。
リーチがかかった時、完全に降りるつもりときでも、字牌や端牌といった鳴かれにくそうな安全牌ではなく、下家に鳴かれやすそうな牌から切り、一発を消してくれるのを願う……という打ち方をする人いますし。
そして(3)。安牌が少ないため、自分の都合としてを切ったケース。
二人のリーチに同時に通る牌がまったくないので、自分の都合でど真ん中を切ったってのも充分考えらます。
正直、以上の三つのどの可能性も消し辛いです。
特に、愛宕洋榎は表情や態度や打ち方からテンパイの有無は読めないでしょうから、どれもあり得ると思います。(それどころか、「なんでローピンやねん!」の台詞にあるように、微妙な口三味線気味の言葉もためらわないようですし)
ですが、それを踏まえてもが切られていると仮定するなら、そのスジであるが通りやすくなったのは事実です。
その上で、(4)──「愛宕洋榎があるいはを対子で持っており、それらの牌を引き出してツモ順をずらしたいがためにを切った」可能性に思い当たったならば、江崎仁美があるいはをあえて切るという選択は充分ありえたと思います。
そして、その上で鳴かれた場合、「でしょうね」の言葉は凄く自然じゃないだろうか……とも。
仮定に仮定を重ねている感じになってしまいましたが、愛宕洋榎がを切り、その意図を汲んだ江崎仁美の上手な切りだったんじゃないか……、だからこそ「でしょうね」という言葉がでたんじゃないか……というのが、このブログでの推察です。
■ おまけ:江崎仁美が手牌読みをした可能性
2017年06月05日追記。
おまけですが、江崎仁美が手牌読みをしていた可能性について考えてみます。
「江崎仁美が切る場所からの推理で、愛宕洋榎がを二枚持っている可能性に思い至った」という可能性も考えられます。
ですが、愛宕洋榎がポンをして倒した二枚の場所を踏まえると、難しそうです。
愛宕洋榎の切った牌がだったと仮定します。(江口セーラの現物ですから、降りてはあり得ます)
その上で──。
ツモ牌
このように端から三枚目にあったを切ったと仮定します。
その場合、残った端の二枚(←側の二枚)はその内側である可能性が高いです。
組み合わせ的には、 か か 。(実は絡みもありますが、割愛)
そうであるなら か を切れば、愛宕洋榎に鳴いてもらえる可能性が高い……と江崎仁美が考えてもおかしくはありません。
江崎仁美が読み切った上で鳴かしていることになるため、「でしょうね」の台詞も納得できます。
が……。
今回の場合だと、愛宕洋榎がな鳴いて倒した二枚は、端から4枚めと5枚目の牌でした。
端付近にある牌ならまだしも、真ん中気味なので、切り出し場所からの推理は難しいです。
(なお、福路美穂子なら、一巡目から切り出し順や並べ肩を覚えて読み切っていた可能性もあります。ですが、江崎仁美のキャラ描写的に手牌読みをしている可能性は少なく、キャラの強さ表現としても少し合わない感じがします。簡単な手牌読みなら、ちょっとした上級者ならリアルでもやってきますから、咲世界のキャラならできたとしても納得できるのですが、今回の場合は可能性は少なそうです)
なのでやはり、先の考察で述べた、愛宕洋榎のを切りを受けての、江崎仁美による切りという、互いに空気を読んだ一発消しコンビネーションもどきと言う可能性が高いんじゃないかなあ……と思うのです。
2017年05月19日
より高い方で和了る──!! / 咲-Saki- 第175局「氷炭」感想
氷炭なんて単語初めて見た。
"氷と炭。相違のはなはだしいものをたとえていう。"とのこと。なるほどねー。
江口セーラと愛宕洋榎のキャラは全く違うという設定かー。
愛宕洋榎の仕掛けは、
の上で、を切っている。
高いのが欲しいなら、リーチして4翻以上を狙うのだけれど、セーラのツモを一巡飛ばせるし、セーラが親だし……ということで哭いたと思われる。
こういう形、咲において、振り込む人(あるいは和了れない人)によく見かける気がする。
ドラ多めの多面待ちで、リーチ一択な状況を提示しておけば、振り込んだ人も仕方ないよね、とフォローが行きうるからだと思われる。
この時の捨て牌は、次の画像を考える時に重要。
なんでが切れるのか。謎。
揺杏の捨て牌を見ても、が通りそうな気配はないし。
手の中に、あるいは、があった上で、他に安牌がないとか……?
もしくは、凄く高い手をテンパイしていて、不要なを切らざるをえないのかもしれない。
ついでに言うなら、「でしょうね」の言葉も謎。
政治が良ければ、「鳴かれる牌が解る能力」とかに目覚めるとか?
2017年05月02日
トリプルってなんか語感がおいしそうだねぃ / 咲-Saki- 第174局「好敵」感想
ちょっと待って。
最近キャラデザの可愛さ、さらに増してる気がするんですけど。
津秋優奈ちゃん、ぺったんこ可愛い。
個人戦超楽しみなんですがっ。
そして!
そして、ちゃちゃのん!
カラーになって頬染めが入るとさらに可愛さマシマシ。
というか、今話、全体的に凄くキャラの絵が、表情が、安定して可愛い感じがする。
決勝戦が終わってないのでまだまだ先とわかっているのだけれど、本当個人戦が楽しみ。
「トリプルエースとも呼べる布陣になっております!」
と言われてるけど、他校にいたら三人ともエースと呼ばれるクラスなんだろうなあ。
何を切る?(愛宕洋榎バージョン)
ここから当たり牌を回避してを落とすのは、相当なできる感じ。
実戦でもやる人はそれなりにいるレベル。私も守備重視ならそうするかも。
東一局ならリーチして刺さってるだろうなあ……。
一応解説。
セーラが鳴いた後、が出てきたので、かが危険牌と読んだのだと思う。
セーラの捨て牌を見ると、序盤にを捨てていて、その二順後に(おそらくツモ切りで)を切っている。
は現物だし、先にを捨てているなら、カンチャンのもなさそう。
カンチャンでが当たりなら、の形からを鳴いたことになるため、可能性は薄い。(普通、こんな効率の悪いことはしない)
なので、は安全牌の可能性が高い……という感じ。
を落とさないのは、セーラがバックの可能性を考えたのと、が鳴けたらの形になって、というセーラの当たり牌っぽいのが出ていかない形にできる。
……という感じ。
2017年04月07日
カンドラが乗った…!! 感謝します!! / 咲-Saki- 第173局「回復」感想
照-teru-の過去編が終わった所で、五位決定戦の次鋒戦。
咲-saki-世界だと、BS2とかでやってるんだろうか。BS1は決勝戦の方で。
次鋒戦はさくっと終わらされるのが天丼ネタになってるのか、今回も一話で終了。
話し変わるけど、4月7日はスーチーパイの日。
咲にも大きな影響を与えたと勝手に思っている脱衣麻雀の巨頭。
当ブログにも記事複数あり。
関連カテゴリ:スーチーパイ
二条泉の打ち方が若干軽い。
「新ドラか……」でサクッと切って哭かれてる。
のどっちなら、デジタルの神だからドラを切る理由もわかるけど、二条泉だとボーンヘッドという印象が強いのはどういうことだ。
あ、画像に入れ忘れたけれど、今話は真瀬由子の表情バリエーションが多く、結構好き。
真瀬由子、強い。
多分、地味に強キャラ。
(ただし、桧森誓子の跳満ツモがなければ、安河内美子に負けていたもよう)
次もこのまま中堅戦が描かれるのか、それとも本編に戻るのか。
楽しみといえば楽しみだけど、がっつり描写するとそれはそれで本編が遅くなるので悩ましい所。
発売予定日:2017年4月27日
2017年03月17日
もう準備満タンだよ!! / 咲-Saki- 第172局「王者」感想
なるほどー。
ここで最初に座るのが渡辺か。
となると、最終的にはインターハイのメンバー入りしてる可能性もあるのかも。
(先世界の麻雀の神様は前に向かうものを愛する傾向)
宇野沢栞ちゃんもここでまっすぐ手を上げてる。
控えめじゃないところが凄くいい感じ。
3人トビということは、8000オール以上。
ちなみに、七本積みなので、状況とルールによっては八連荘で役満。
勝利をし続けるものの孤独や悩みを助けるのは、それを負かせられる人。
というふうなシナリオになるとすると、最終的には個人戦決勝で直接当たってこそ……なのかな?
そういや、少し前、親切な人から菫に呼び方が変わってるのは、やっぱり立ち向かってくれるからなんだろうなあ。
気付いているのは部長と和の二人という表現。
その隣のページで、淡が照に話しかけて、「大丈夫……」と返しているのも一応は対比。
追記。対比されていない部分、咲がごまかしたこと……の差が後に出てくるかもしれない。
あるいは、その差が埋まるような何かイベントがあるとか。
ノヴァおもち爆発寸前……。
空気入れでシャコンシャコンやったのかこらー、っていうくらい膨らんでる。
渋谷尭深よりおもちが大きくなってるのはどーなのよ、と思わなくもないけれど、ポニテタンクトップの淡は可愛かった。
2017年03月03日
カン! 嶺上きてー / 咲-Saki- 第171局「公平」感想
間違うと、宇野沢さん画像貼り付けbotと貸してしまいそうなのをぐっとこらえて今回の話の感想を。
(最近麻雀シーンが少ないので、考察ブログとして機能していないとか言わない。いや、でも今回の過去編、咲が部に入るときのあれこれとの対比でシナリオ考察できるか……)
この表情を見て、小林立さんに長編恋愛漫画描いてほしいなーと思ったりも。
この世界では無理だろうから、多重世界の別次元でもう一人の私が読んでいることを祈ろう。
うん。きっと読んでる。そして、その世界でもマンガ好きで考察してる。
性格を表現する対比。
同じシチュエーションで違う反応をさせることにより、キャラクターの違いを表現する技法。
こういう意志ある表情のカット好き。
咲のテーマとして、「前に向かう者を好きでいてくれるはず!」があるはずなので、頑張ってほしいなあ。
本当に取りたかったコマはその隣の牌姿なんだけど、まあいいや。
宇野沢さんを撮った方が誰しも喜ぶはず。
という牌姿は、前のページの、
と似てる。
九割方偶然なんだろうけど、誰かの能力である可能性もある。
照が本気出したら誰かの心折れちゃうかも。
(で、渡辺の方が折れずに選ばれるとか? まあ、でも頑張っても駄目だったか、悔しいのをこらえながら応援するというのもドラマなので、そういうのもありそう)
というか、照的には「自分が強い障害になって咲の能力を伸ばそうとした」ら、「咲が委縮してプラマイゼロ能力の方に行っちゃった」というトラウマがあるのかもしれない。
2017年02月03日
照魔鏡 / 咲-Saki- 第170局「菓子」感想
宇野沢さんは鳴き系主体の打ち手。
沖土居さんは押しても大丈夫な打ち手。(全状況で押しても大丈夫なら強すぎるので、ちょこっと頭に付け加えられているように親リー限定? だとすると親殺しが秘めた特徴と思いついて、おどおどした性格と合わせてDV被害の沖土居さんなんてのが一瞬脳裏をよぎったが……忘れることにしよう……。まあ、普通に親のしつけが厳しいので、親に反抗したい……という感じの性格や特性に落ち着くと思うので)
追記。
ふと思ったけど、沖土居蘭って、オーキッド=蘭ってことか?
「照魔鏡?」
「みたいなものだと母は言っていた」
というセリフから強引に推察すると、母も同じ能力をもっているのかな……?
だからこそ、「照魔鏡みたいなもの」と具体的に能力を理解して語ることができてるとか。
しかし、この能力便利。
「親切な人は信じてくれるし、このことを誰にも話さない」ということを確信できるような、他人の本質まで見れるんだから。
この表情、使い勝手よさげ!
この四人だと話すのは宇野沢さんなのかー。
よしよし。これだと優勝メンバーに宇野沢さん入れそう。
まあ、誰かが外れちゃうってのもかわいそうな話ではあるのだけれど。