2014年07月04日

まだリーチが7回打てる……… / 咲-Saki- 第129局「契機」

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 有珠山の回想回。
 真屋由暉子の方は、他人から一方的に頼まれる荷物運び。


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 対して有珠山麻雀部のメンバーは、ジャンケンで公平に、楽しそうな荷物運び。
 状況の違いをわかってもらうには、同じ状況の差を見せるって感じの、対比を使った表現法が端的に使われている。

 追記。
 さらに言うなら、中学生校舎の内側から外を見る、という境界線が暗示されている。(つまり、中学を卒業することになればこの線の向こう側になるという暗喩)


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 いいなー、こういう男前系。
 すぐに真屋の性格と状況を判断し、その上で即断する。

 まず言葉が出る。(基本何も考えず、すぐに口に出るタイプなのか、意識してひとまず口に出しておくタイプかは不明)
 だけど、その言葉による影響と意図したことの差もすぐに判断できるからこそ、

 「いつでも遊びにきていい…」
   ↓
 (いや、この言葉だと多分今まで通りになるんだろうな)
   ↓
 「っていうか今から来い!」

 という風になったんだろうし。
 とにかく、決断力があって、さらに状況対応も素晴らしいタイプっぽい。


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 追記。
 読みなおして気付いた。
 真屋由暉子はのどっちのライバルとして合わせられたんじゃないかなー、的なことを書いたことがあるはずなんだけど、イベントも若干対比させられているんじゃないかと思ったり。


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 阿知賀編のこれ。
 おっぱいがなければ危なかった……。

 (余談になるが、こういう対比は意識しているものと意識していないものがあると思っていたり。「真面目系キャラが友達と打ち解ける出会いをする場合、どういうイベントを起こすか」というのを考えた時に、「友人となるキャラの前で、真面目系キャラが転ぶ(ドジなところや隙あるところを見せる)」というのが小林立さんの中でよさげな解答だった場合、対比を意識していなくても似たようなキャラや似たような状況では同じようなイベントが発生する。自分のあれこれを振り返ってみても、特に忙しい時は過去自分の書いたことを忘れているし、他の選択肢の良し悪しを考える暇もないので似たような状況では同じパターンを繰り返していることが多い。勿論、この真屋由暉子おっぱいクッションイベントが、意識してのどっちイベントと合わせたか否かは作者ご本人しかわからない)



posted by 真鯛 at 11:33 | Comment(1) | TrackBack(0) | 本編(準決勝) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年06月20日

ちっくしょ / 咲-Saki- 第128局「涼風」

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 揺杏、最後の最後で焼き鳥回避おめでとー。
 

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 でも、他家(雀明華と竹井久)が高い手をテンパイしていたからの差し込みだとわかって涙。

 揺杏のキャラクターシナリオは、ギャップを軸にした構成。
 キャラシナリオは、そのイメージが壊れるか、そのイメージが強調・強化されることが多い。揺杏の場合は、強気系のキャラとして描写されたので、最後それが崩れるからこそカタルシスがある。(逆に弱気系のキャラが、最後意思を見せて前を向くとかも、ギャップを軸にしたシナリオ構成になる。例えばくろちゃーがそう。途中弱気が強調された後、最後、ドラを切って前を向くからこそそのギャップに感動する。と言うか多くの物語は初期描写と最終描写のギャップの差を楽しませることを中心に構成される。例えば、部員の足りない弱小校がインターハイ優勝を目指すとか、最初の描写からは思いがけない遠い地点にまで物語を通して連れて行ってもらえるからこそ、読者はその作品を追いかけてくれるし、そのギャップの差に感動してくれる。例えばよくある展開だと、最初笑わなかったキャラが最後の最後で笑顔を見せるエンディングだからこそ感動するとかもその類)


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 予想していなかったイベントが突然!
 白糸台の面々が登場して、屋上で淡と照の会話に。

 そして、淡が単刀直入に尋ねる。
 「宮永サキって テルの妹?」


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 ドキドキワクワクして返答を待つ淡。
 淡らしくて可愛らしい。


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 キャラクター論になるけれど、この淡の一連の表情もギャップを意識したものだと思う。
 さっき貼り付けた画像では、興味津々だったのに、照の解答を受けた後は、何かを悟ったような落ち着いた淡の表情。子供じみた表情と、大人びた表情の差に読者は何かを感じ取る。


 
posted by 真鯛 at 06:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本編(準決勝) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年06月06日

なんか脳から出てる…ッ!! / 咲-Saki- 第127局「対抗」

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 所有能力はその人の人生や願いが反映している、という能力もので時々使われるテーマの一つ。
 竹井久の悪待ちは竹井久自身の悪待ちを反映している感じに。

 これはじんわりと他のキャラについても言えて、暖かいのが好きな松実宥の元には赤色の入った牌が集まるし、ずっと一人っきりだった姉帯豊音の一つには友引がある。多分だけど、園城寺怜の能力ももっと生きたい(明日を見たい)と願った故に獲得した力だと思うし。

 咲における能力は人生の体現足りうる。
 ……となると、咲の能力も、山(インターハイ)の頂点で咲くのかも。


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 昔から凄い画風が好きだったけれど、最近のキャラの絵一つ一つが超かわいい。
 阿知賀編が終わった辺りから特にそう感じる。


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 蕩けてる……。
 まあ、でも、大舞台で活躍できたら凄く気持ちいいわな。


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 雀明華も部長ハーレム入り予定。
 部長は清澄の中でも主人公主人公しているキャラだったりするから、モテるのは超わかる。


 
posted by 真鯛 at 08:10 | Comment(7) | TrackBack(0) | 本編(準決勝) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年05月16日

ん…ずっぽし / 咲-Saki- 第126局「威風」

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 歌えたからか、手がいいからか、全力を出すことにしたからかは不明だけれど、楽しそうな雀明華。
 欧州選手権ではずっとこの笑顔で打ってるのだとしたら、絶対に人気出る。


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 麻雀での慣用句。
 カンチャンが入るときに、「カンチャンずっぽし」と言う。


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 風は守備にも使える。
 だけど「そこを部長に狙われるかも」ってのは分析にあげたとおり。


 関連記事:「風神」雀明華の風牌を集める能力はどれくらい強いのか?


 阿知賀編で強く思ったんだけれど、『咲-saki-』はまずはキッチリ「その能力における基本の展開」を描いてくる気がする。応用を描くのはその後。

 だからこそわかりやすく、沢山の人を魅了しているのだと思ったり。


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 「夏の高校生はあなどれませんね……」ということは、海外にもインターハイっぽいものがあったのだろうか?(海外は9月が始業式というところがおおいのだけど、その直前の時期に大会とかあるのかな?)
 それとも、インターハイにあこがれて日本に来たとか?
 あるいは漫画やアニメなどで知ってたとか?


 なんにせよ、眼に白線入っていない雀明華も可愛い。
 (実はこっちのデザインの方が好き)


 
posted by 真鯛 at 15:13 | Comment(4) | TrackBack(0) | 本編(準決勝) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年04月24日

ニコニコ動画・咲-saki-全国編オススメMADを10作品

 全国編が終了して寂しさを感じている咲難民におすすめの動画を幾つか。
 全国編をテーマにした作品および、全国編期間中に投稿されたもの。


 【咲-saki-】末原先輩のカタカタ☆カタオモンナイ



 ふーん ふーん ふーん



 咲-Saki-全国編OP風MAD サキウタ



 【咲-Saki-】能力で服が弾け飛ぶシーンまとめ【全国編】



 MAD 咲-Saki- となりの照さん



 【咲-Saki-】咲-Saki-CM小ネタ集その4【MAD】



 【MAD】PRIDE 麻雀祭り 2014 【咲-Saki- 全国編】



 姫松じゃんがりあん咲


 MAD 咲-Saki-全国編 最近、麻雀のようすがちょっとおかしいんだが。フル版


 まずい
posted by 真鯛 at 21:00 | Comment(4) | 動画、イラスト、サイト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年04月18日

あと30円返せ / 咲-Saki- 第125局「突風」

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 アニメであった雀明華の歌がようやく登場。

 この歌は雀明華自身と牌をノセるらしく、調子がいい感じになるっぽい。


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 解説にあるように、歌うのは欧州選手権以外は基本的に禁止。
 なお別ページに、「対戦相手の思考の妨げにならない対局の区切りなどのタイミングでなら インターハイでは問題ありません」と言ってるので、今回もセーフ。

 ただし、今回の歌えたのは局の区切りだけなので、効果は最大ではなかった模様。


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 ちょっと前に、雀明華の強さについてまとめたのだけれど、今回追加で酷いことが書かれてあった。自分の風以外はそれほど集まらないらしい。

 麻雀において「使えない字牌」はシャンテン数及びテンパイ速度にに大きく影響するというのに、それがそれほど来ないっつーのは……、正直やばい。自風で1面子確定と合わせて、相当速くなる。
 風神と「神」がつく理由もわかる気がする。
 (逆にわからないのは、こんなすさまじいプレイヤーがわざわざ留学で日本に来たこと。日本はリーチ麻雀発祥の地だけあって、『本場』の一つとみなされているのかな?)


 関連記事:「風神」雀明華の風牌を集める能力はどれくらい強いのか?


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 最後にとっておいた一枚はこれ。
 ……誰この美女……。

 いや、まあ、揺杏ちゃんなんだけどもさ。
 目ぇ普通に開くと、こんなに綺麗になるんね……。


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posted by 真鯛 at 06:00 | Comment(8) | TrackBack(0) | 本編(準決勝) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年04月13日

咲…… / 咲-Saki-全国編 第13局「旧友」

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 三匹のお魚は、宮永照、咲、車椅子ちゃんの比喩?
 シノハユでも似たような比喩があったような。


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 車椅子生活をしていると、足の筋肉が極端に落ちるらしい。(本当に棒みたいになる)

 車椅子ちゃんは太ももはまだマシで、ふくらはぎに微妙に筋肉があり、しかも足を動かせることから、足先だけあるいは片足が動かないタイプなのかも。


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 片岡優希の能力、一瞬を止めてみたら百点棒が飛んでるのね。

 連荘の象徴なのかも。


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 この赤い魔物がアッコロカムイというのは素敵な説。
 (余談。アコロカムイはVMJAPANでよく使ってたなあ……)

 参考ブログ:獅子原爽のモチーフはタコだよ説


 宮永咲:嶺上開花 → 地属性
 ネリー:飛行 → 風属性
 獅子原爽:赤い水 → 水属性
 末原恭子:青炎の瞳 → 火属性

 ってことにしてるのかと思ったり。


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 このシーン、どこかで見たことあったなあ……と思ったら。


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 阿知賀編とあわせてたのね。
 (あと、Cパートの「咲……」もAパートの「咲!」と対比させてるのかなあと)


 というわけで、三ヶ月ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
 今後は溜め込んだ考察をアップしつつ、ヤングガンガンの感想&考察に戻ることにします。


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posted by 真鯛 at 04:24 | Comment(5) | TrackBack(0) | 全国編(アニメ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年04月08日

風神と呼ばれる雀明華の風牌を集める能力はどれくらい強いのか?

 世界ランカー「風神」雀明華の特徴は?

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 世界ランカー雀明華──。

 彼女の手には、毎局風牌3枚が集まるらしい。
 この「風牌3枚が揃うこと」が一体どれくらい強いのか……というのを以下。


 スピードが速い

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 まず第一に速度がある。
 序盤で(あるいは毎回配牌の段階で)1メンツそろっているのは大きい。
 しかも、役ありなので何を哭いても和了れる。

 麻雀を打たない方にはわかりづらいかもしれないけれど、和了れる1翻が最初から確定しているというのは、ものすごいアドバンテージ。


 守備力が高い

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 意外と見落とされやすいのがこちら。
 風牌三枚があるというのは、ものすごく守備力が高い。

 ……という文章を用意して、ドヤ顔したかったのだけれど先に本編で先に書かれた。


 安牌ゼロの時でもその3枚を切って降りれる。
 単騎と国士無双以外は当たらないので、高確率で安全。
 (ただ、『咲-saki-』の作風を踏まえると、雀明華はその穴を突かれることがありそう。やらしい意味ではなく。同卓の竹井久=悪待ちが「雀明華が3枚使っているはずの地獄単騎」で待って、四枚目を打ち取るシチュエーションがありそうだな……と)


 攻撃力が高い

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 これがまたインチキ級。
 最初から1翻高いというのは、ものすごく大きい。
 (タンヤオやピンフ、チンイツなどと両立できないのだけれど、それでも得点の期待値は上昇する。最初から字牌暗刻なので符が高いし。そもそもタンヤオやピンフの出現率はそれぞれ20%程度。それなら役牌が暗刻で揃い、確実に1翻高いほうが期待値は高い……はず。マンガン制限に引っかかるまでは1翻上昇=得点期待値が2倍になるということだから、最初から1翻底上げは超強い)


 さらに、ダブ東とダブ南の時がひどい。
 最初から役牌がらみの2翻確定。親で連荘すれば、毎回ダブ東が来る……。

 南場は場風も来やすいらしい。
 ドラ1枚でも絡めば5200級。2枚ならマンガン。


 また、単純計算で34局に1度は極悪ボーナスタイム。
 最初から役牌ドラ3でマンガン確定。
 雀明華の上家は、最初から合わせ打ちして哭かせないようにする必要がある。


 ホンイツがお手軽に

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 大体配牌で9牌の「字牌と一色」の組み合わせがあったら、結構すぐにホンイツに届くんだけど、その内3枚が揃うことが確定。

 ドラ1でもあればお手軽にマンガンが見える。
 場風も来やすい南場なら、ドラなしでもホンイツ+飜牌×2でマンガン。実に酷い。


 というか、隠し能力にピンズ収集能力がある……?

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 ピンズのホンイツで三倍満テンパイをしたときに目がハート型になっていた。(「プチプチするものには目がない」という発言から、ピンズのホンイツ好き?)

 このピンズの収集も稀に発動する能力である可能性がある。


 総合として

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 はっきり言って、雀明華の能力は地味に見えるがチート級。
 速度、守備、攻撃、汎用性どれをとってもそれぞれすごいアドバンテージだし、トータルするとさらにものすごいアドバンテージ。
 しかも現時点ではデメリットがない。


 支配力か相当強力な特殊能力がないかぎり、この圧倒的アドバンテージを覆すのは難しい。

 伊達に「風神」と呼ばれているわけじゃない。
 世界ランカーなのも当然! 超かわいいし。


 
posted by 真鯛 at 05:44 | Comment(8) | 特殊能力、打ち筋の分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする